【2級 vol.7】日本ビール検定(びあけん)の過去問に挑戦! 回答と解説編

【2級 vol.7】日本ビール検定(びあけん)の過去問に挑戦! 回答と解説編

日本ビール検定(びあけん)の過去問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。

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問1 ビールのスタイル

問題

スタウトに関する説明として正しいものを、次の選択肢より選べ。
(2016年)

(a)スタウトは、ギネス社が発売した当時はスタウト・ポーターと称していた
(b)スタウトの大ヒットからポーターが派生した
(c)スタウトは「濃い」という意味である
(d)麦芽もホップも、ポーターはスタウトより多く使用してる

正解

(a)スタウトは、ギネス社が発売した当時はスタウト・ポーターと称していた

解説

スタウトと言えば、ギネス社がそのスタイルを確立したことで有名です。「スタウト」と「ポーター」の言葉の意味と歴史の流れを正しく理解しておきましょう。1722年、濃色麦芽を使用したホップを3倍以上使ったポータービールが誕生します。1778年、ギネス社スタウト・ポーターを発売。やがて「ポーター」が削がれ、「スタウト」と呼ばれるようになりました。スタウトの意味は「強い」です。

問2 ビールの製造工程

問題

ビールの製造工程を正しい順に並べたものを次の選択肢より選べ。(2012年)

(a)製麦⇒仕込⇒発酵・貯酒⇒ろ過
(b)製麦⇒仕込⇒ろ過⇒発酵・貯酒
(c)仕込⇒製麦⇒ろ過⇒発酵・貯酒
(d)製麦⇒ろ過⇒仕込⇒発酵・貯酒

正解

(a)製麦⇒仕込⇒発酵・貯酒⇒ろ過

解説

ビールの製造は、大麦を発芽させて麦芽をつくる「製麦」、原料の麦芽・ホップ・副原料を使用して酵母が発酵する麦汁をつくる「仕込」、できあがった麦汁に酵母を加えてアルコールと炭酸ガスをつくり出す「発酵」、そこからさらにビールを熟成させる「貯酒」、固形分を取り除きビールを澄んだ液体にする「ろ過」、そして、容器に詰められて製品化される「パッケージング」の工程に分けられます。

問3 ビールの原材料産地

問題

「ハラタウ地方」「ザーツ地方」「テトナング地方」に共通するものは何か、適切なものを次の選択肢より選べ。(2017年)

(a)大麦の名産地
(b)ホップの名産地
(c)ヴァイツェンの銘醸地
(d)ビアグラスの名産地

正解

(b)ホップの名産地

解説

ホップは、冷涼で乾燥した地域で栽培される植物であり、特にドイツ、チェコに、名産地が多くあります。ビール大国と言われる由縁です。ハラタウとテトナングはドイツ、ザーツはチェコの地方を指します。

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