【3級 vol.3】ビア検(日本ビール検定)予想問題! 回答と解説編
ビア検(日本ビール検定)の予想問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。
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問1 イギリスのビアスタイル
問題
イングランド中部のバートン・オン・トレントで生まれたイギリスの伝統的なビールは、次のうちどれか。
(a)ポーター
(b)スタウト
(c)イングリッシュスタイル・ブラウンエール
(d)ペールエール
正解
(d)ペールエール
解説
ペールエールは、問題の通り、イングランド中部のバートン・オン・トレントで生まれたイギリスの伝統的なビールです。
(a)のポーターは、18世紀初めにロンドンで生まれたビール、(b)のスタウトは、ロンドンで流行したポーターがアイルランドに伝わり生まれたビール、(c)のイングリッシュスタイル・ブラウンエールは、20世紀の初め頃にイングランド北部で生まれたビールです。
(日本ビール検定公式テキスト2020年4月改訂版P.66に掲載)
問2 ピルスナーについて
問題
次に記載されたピルスナーについての説明のうち正しいものを選べ。
(a)ピルスナーは、ドイツのミュンヘン地域が発祥のビールである。
(b)ピルスナーは、主にチョコレート麦芽を使用した濃色ビールである。
(c)ピルスナーは、1842年にボヘミア(現、チェコ)のピルゼンで誕生した。
(d)ピルスナーは、華やかなホップの香りが楽しめる上面発酵ビールである。
正解
(c)ピルスナーは、1842年にボヘミア(現、チェコ)のピルゼンで誕生した。
解説
ピルスナーは、1842年にボヘミア(現、チェコ)のピルゼンで誕生した下面発酵ビールです。現在、世界で最も普及しているビールスタイルです。
黄金色の淡い液色で爽やかなホップの香りが特徴です。ピルスナーの代表銘柄は、ピルスナーの元祖のピルスナー・ウルケルがあげられます。
(日本ビール検定公式テキスト2020年4月改訂版P.64に掲載)
問3 ビールの歴史について
問題
ビール関連の歴史の中で1516年に起きた出来事で正しいものは次のうちのどれか。
(a)ヴァイエンシュテファン醸造所が設立された。
(b)バイエルン王国のウィルヘルム4世が「ビール純粋令」を発した。
(c)イギリスでビール麦芽への課税が始まった。
(d)ドイツのカール・フォン・リンデによりアンモニア冷凍機が発明された。
正解
(b)バイエルン王国のウィルヘルム4世が「ビール純粋令」を発した。
解説
1516年は、バイエルン王国のウィルヘルム4世が「ビール純粋令」を発した年。
「ビールは、大麦、ホップ、水のみを原料とすべし」というビールの原料について法律で定めたもので、食品の品質保証の法律としては世界最古のものといわれています。
(a)のヴァイエンシュテファン醸造所の設立は、1040年、(c)のイギリスでビール麦芽への課税が始まった年は、1697年、(d)のカール・フォン・リンデのアンモニア冷凍機の発明は、1873年のこと。
(日本ビール検定公式テキスト2020年4月改訂版P.92~P.93に掲載)