【2級 vol.5】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編
ビア検(日本ビール検定)の過去問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。
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問1 CAMRAの説明
問題
"CAMRA"に関する説明として誤っているものを次の選択肢より選べ。(2013年)
(a)" CAMRA "とは"Campaign for Real Ale"の略称である
(b)" CAMRA "はアメリカで結成された組織である
(c)" CAMRA "はカスク・ビアを守るために結成された
(d)" CAMRA "は1970年代に設立された
正解
(b)" CAMRA "はアメリカで結成された組織である
解説
2014年は適切なものを選ぶ内容として、2016年はCAMRAという組織名を選ぶ問題として形を変えて出題されています。
“CAMRA”は、Campaign for Real Ale の略称。1973年、イギリスでカスク・ビア(木樽で後発酵させる伝統的なビール)を守る組織として結成されました。
問2 ビールメーカーについて
問題
2015年、アンハイザー・ブッシュ・インベブが710億ポンドで買収することを発表したビールメーカーを次の選択肢より選べ。(2016年)
(a)華潤雪花ビール
(b)SABミラー
(c)カールスバーグ
(d)ハイネケン
正解
(b)SABミラー
解説
2016年検定において『日本ビール検定 公式テキスト』外から出題された時事問題(正答率:64%)です。
時事問題を含め、テキストに記載していない内容も10問程度出題されています。ビールに関する話題はTVや新聞、WEB等でチェックしておくと良いでしょう。ちなみに2級は100問中70問正解(70点獲得)で合格です。
2016年10月、ビール世界シェア1位のABインベブ(ベルギー)は、同2位の英SABミラーの買収を完了したと発表しました。最終的な買収総額は790億ポンド(約10兆1千億円)。世界シェアで3割に迫る巨大ビールメーカーの誕生となりました。
問3 生田秀の留学先
問題
日本初のブラウマイスターとなる生田秀が留学したドイツの学校を次の選択肢より選べ。(2013年)
(a)デュッセルドルフ工科大学
(b)ハイデルベルク大学
(c)ベルリン農学校
(d)ヴァイエンシュテファン中央農学校
正解
(d)ヴァイエンシュテファン中央農学校
解説
大阪麦酒は生田秀を、現在のミュンヘン工科大学であるヴァイエンシュテファン(ワイエンシュテファン)中央農学校に留学させます。
生田は帰国後、「アンモニア冷凍機」「酵母純粋培養」「低温殺菌法」の全てを日本で初めて採用した工場を建設し、1892年(明治25年)に「アサヒビール」を発売しました。