かち割りワインでカジュアルにワインをたのしもう!
かち割りワインとは、氷を入れたロックスタイルのワインのことです。すっきりとした飲み口が魅力で、暑い日はもちろん、気軽にワインをたのしみたいときにもぴったり。今回は、かち割りワインの魅力やたのしみ方、かち割りワインに適したワインの選び方などを紹介します。
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目次
- かち割りワインとはどんなワイン?
- かち割りワインの魅力
- かち割りワインのたのしみ方
かち割りワインとはどんなワイン?
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かち割りワインとは
「かち割りワイン」とは、ワインをロックスタイルでたのしむ飲み方のことです。大きめのグラスに氷を入れ、ワインをなみなみと注いで飲むかち割りワインは、すっきりとした飲み口が特徴です。
フォーマルなワインのマナーに沿って、ワイン本来の味わいをしっかりと味わうというよりは、手ごろな価格のワインを気軽にたのしむのに適した飲み方といえるでしょう。ロックアイスではなくクラッシュアイスを使用しても、おいしく飲むことができます。
かち割りワインのルーツ
かち割りワインのルーツははっきりしていませんが、ワインの本場であるフランスなどのヨーロッパの国々では、古くからワインに氷を入れたり水で割ったりして飲まれていました。こうした地域では、現在も夏に氷を入れたワインを飲む文化があります。
世界的なシャンパーニュ・メゾンのモエ・エ・シャンドンは、2015年に氷を入れてたのしむ夏限定のシャンパーニュ「アイス・アンぺリアル」を発売。「氷を浮かべて初めて完成するシャンパン」として、夏のバカンスに氷入りのシャンパーニュを飲むという、本場フランスのスタイルを提唱しています。
日本でのかち割りワインの普及
日本では、2000年ごろから流通量が増え始めた低価格ワインに適した飲み方として、メーカーがかち割りワインを提唱したことから、世間一般に広まっていきました。
なかには氷を入れて飲むことを想定した低価格ワインを販売している酒造メーカーもあり、ワインを気軽にたのしむ飲み方として飲食店や家庭などで幅広く取り入れられています。
かち割りワインの魅力
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