ワインをおしゃれにディスプレイ!ワインラックの活用方法

ワインをおしゃれにディスプレイ!ワインラックの活用方法
出典 : Christian Delbert / Shutterstock.com

ワインを家で保管するなら、おしゃれにディスプレイしたいものですね。数か月以内に飲むデイリーワインなどはワインラックを使うことで安全かつおしゃれに保管できます。今回は、ワインを保管する際の注意点や、ワインラックの選び方などを紹介します。

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ワインを保管する際の注意点

ワインを保管する際の注意点

haveseen / Shutterstock.com

未開封のワインの望ましい保存環境とは

ワインは保存環境による影響をとても受けやすいため、未開封でも適切な環境で保存することが大切です。長期間保存する際、とくに気をつけたい要素として、以下の5つが挙げられます。

【温度】

13~15度程度で、温度変化の少ない状態が理想です。

【湿度】

望ましい湿度は70~80%です。湿度が高すぎるとラベルにカビが生える可能性がある一方、低すぎるとコルク栓が乾いて開けにくくなったり、乾燥して縮むことでワインの酸化につながったりする可能性があります。

【光】

日光や蛍光灯などの光はワインを変質させ、色合いや香りが損なわれてしまいます。ワインはできるだけ日光の当たらない暗所で保存するようにしましょう。

【ボトルの置き方】

衝撃や振動はワインの香りを不安定にすることがあるため、なるべくワインに刺激を与えないように静かに保存する必要があります。また、コルク栓を使用したワインは、コルク栓の乾燥を防ぐため、ボトルを立てずに横に寝かせて置くのが基本です。

【ニオイ】

ニンニクや灯油のように強いニオイを発するものは、ワインに影響を与えてしまうため、近くに置かないように気をつけましょう。

未開封のワインを家庭で保存するポイント

望ましい保存環境を踏まえて自宅でワインを長期間保存する場合、たとえば床下の収納スペースや、暗く涼しい収納戸棚などは比較的保存に適した場所といえるでしょう。

また、冷蔵庫の野菜室もよい保存場所ですが、その場合、コルク栓の乾燥を防ぐためにキャップシールにラップを巻き、ラベルを守るためにワインボトルを新聞紙で包むなどの対策が必要です。

このように、場所を選び、工夫をすれば家庭でもワインの保存に適した状況に近づけることはできますが、温度や湿度などを最適に保つことは難しいものです。一年以上など長期間にわたって保存する場合は、ワインセラーを導入するのが最適な方法です。

ワインを安全&おしゃれにディスプレイできるワインラックとは

ワインを安全&おしゃれにディスプレイできるワインラックとは

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ワインラックならワインを安全に保存できる

前述のように、ワインを最適な状態で長期間保存するためには、複数の条件を整える必要があります。とはいえ、ワインの種類や保存したい期間はさまざまなので、すべてのワインに対して温度や湿度管理など、完璧な条件を満たす必要はないのかもしれません。

たとえば、購入して数か月以内に飲むデイリーワインなどは、直射日光が当たらず、なるべく温度変化の少ない場所にボトルを横にして置いておけば十分です。

ワインの保存にあたって、とても便利な道具がワインラック。ワインボトルを収納するために作られた専用の棚なので、ワインボトルを寝かせて安全に保存することができます。また、価格の面でも、ワインセラーなどより気軽に導入できるのも魅力です。

ワインをディスプレイしてインテリアを格上げ

ワインラックはデザイン性の高いものが多く、インテリアアイテムとしても魅力があります。大きさや形状、素材など幅広い種類があるため、設置したい場所の条件やインテリアの雰囲気に合ったものを選んで、部屋のコーディネートをたのしめます。

よりこだわりを出したい人は、DIYするのも一案です。ワインラック専用の素材を使えば、自宅でも手軽に作れるでしょう。オリジナルのラックでディスプレイ方法を考えるのも、たのしいですよ。

ワインのディスプレイに大活躍! ワインラックの種類と選び方

ワインのディスプレイに大活躍! ワインラックの種類と選び方

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ディスプレイ用ワインラックの選び方1:収納本数と形状を確認

ワインラックは、収納本数が1本のものや10本を超えるものなど、タイプよって収納力に違いがあります。形状やデザインの種類も幅広く、シンプルな卓上タイプや便利な折り畳み式、おしゃれな壁掛けラックやアンティーク調の棚タイプ、ワイングラスの収納にも使えるユニークなものなど、さまざまなタイプがあります。収納したい本数や設置スペースなどを考慮して、検討しましょう。

ディスプレイ用ワインラックの選び方2:素材に注目

インテリアとの相性を考えるうえで、素材は大切なポイントのひとつ。木製のワインラックは、ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出でき、ステンレス製のワインラックはシャープでスタイリッシュな印象になります。アイアン製のワインラックなら、どっしりと重厚感のあるインテリアアイテムになるでしょう。ほかにも、より手ごろな価格で購入できる、軽くて扱いやすいプラスチック製や樹脂製のワインラックもあります。部屋の雰囲気に合わせてみては?

ディスプレイ用ワインラックの選び方3:重さやデザインに注意

ワインラックによっては、1人で移動させられないほどの重量があるものや、取り付けが難しいもの、定期的に手入れをしなければならないものなどがあります。またデザイン性だけで選ぶと、収納力が足りなかったり、置き場に困ったりすることも考えられます。実際に使うシーンを想定するとともに扱いやすさもチェックして、最適なものを選んでください。

ワインを自宅でおしゃれにディスプレイするなら、ワインラックはとても便利なアイテムです。さまざまなラインナップのなかから、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

デイリーワインはワインラックで素敵に保存!

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