口の中で完成するカクテル「ニコラシカ」の驚きの飲み方

口の中で完成するカクテル「ニコラシカ」の驚きの飲み方
出典 : daj /amanaimages

ドイツの港町・ハンブルグで生まれたカクテル、「ニコラシカ」。カクテルに区分されるのですが、何も調理をしていないブランデーの状態で提供される、いっぷう変わったカクテルです。今回は、このカクテルならではのたのしみ方を紹介します。

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いっさい調理しないカクテル「ニコラシカ」

「ニコラシカ」は、口の中でブランデー・サワーの味わいをたのしむカクテルです。調理するときは、シェーカーもミキシング・グラスなどの器具もいっさい使用しません。まずはレシピを見てみましょう。

<レシピ>「ニコラシカ」

【材料】
ブランデー…リキュールグラス1杯
レモンスライス…1枚
砂糖…1tsp(1ティー・スプーンはおおよそ小さじ1杯)

【作り方】
1.リキュールグラスの9分目までブランデーを注ぐ。
2.グラスを覆うように、砂糖をのせたレモンスライスを置く。

「ニコラシカ」の作り方は、たったこれだけです。

「ニコラシカ」を口の中で完成させるための飲み方

「ニコラシカ」を口の中で完成させるための飲み方

Palokha Tetiana/ Shutterstock.com

作り方がシンプルなカクテル「ニコラシカ」において、大切なのは“どうやって飲むか”です。

「ニコラシカ」のベーシックな飲み方を紹介します。
最初に、グラスに置かれた砂糖とレモンスライスをほおばり、口の中を甘酸っぱい状態にします。次に、ブランデーをいっきに流し込みます。すると、口の中でブランデーと甘酸っぱいレモンの味が混ざり合って、まるでブランデー・サワーのような状態に。口の中で混ぜ合わせる、それがカクテル「ニコラシカ」ならではのたのしみ方です。

なお、バーで「ニコラシカ」を注文するときには、レモンスライスの皮あり・皮なしを選べるのが一般的です。皮ありのほうが渋味は出ますが、噛みすぎるとえぐみを感じるので、皮の有無はお好みで選びましょう。

よりこだわるなら、砂糖の種類を変えてみましょう

よりこだわるなら、砂糖の種類を変えてみましょう

fotorince/ Shutterstock.com

「ニコラシカ」を自分で作ってみるなら、ぜひ砂糖にもこだわってみましょう。

口の中での歯ざわりを求めたいならグラニュー糖、甘味が強く、やわらかい食感をたのしみたいなら上白糖がおすすめ。欧米のバーではグラニュー糖、日本のバーでは上白糖が主流ですが、こちらもお好みでアレンジしてみてください。

また、見た目の盛り付けも自由です。日本では上白糖を三角に、欧米ではグラニュー糖を平らに盛り付けるのが一般的です。デコレーションをしたいなら、砂糖をメジャーカップやコーヒーフレッシュの容器に入れて、何度も上から押さえて山を作るとキレイにできますよ。

「ニコラシカ」はハードボイルドな嗜みが似合うカクテル

スタンドバーに立ち寄ったら 「ニコラシカ」を注文し、大胆にレモンと砂糖をほおばって、いっきにブランデーを流し込む。その後、スマートに立ち去る。「ニコラシカ」は、そんな男前な飲み方が似合うカクテルです。酔っぱらいすぎない程度に、ハードボイルドな嗜みをたのしんでみてはいかがでしょうか。

ライタープロフィール

安藤悟

「おいしく、たのしく飲みたい」と思い、JAFAカクテルマイスターの資格を取得。趣味は全国のバー巡り。ビールはジョッキ半分で顔が赤くなります。

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