チョコレートのタイプ別、ウイスキーの選び方

チョコレートのタイプ別、ウイスキーの選び方
出典 : gresei/ Shutterstock.com

チョコレートといえばウイスキーの定番つまみのひとつ。チョコの主原料であるカカオの風味と、ウイスキーの原料である麦の風味や熟成樽の香りには共通点があり、両者の相性のよさを物語っています。チョコの種類ごとに、どんなウイスキーと相性がよいのか探ってみました。

  • 更新日:

ビター系チョコレートにはスモーキーなウイスキーがフィット

ビター系チョコレートにはスモーキーなウイスキーがフィット

Jaroslaw Pawiak/ Shutterstock.com

チョコレートの原料は大きく、ミルク・砂糖・カカオバター・カカオマスの4つで、この割合によって味が変わります。
一般的に「ビター系チョコレート」といわれるのは、ミルクがまったく入っていないか少ないもので、カカオマスが40〜70%くらいのもの。特徴はカカオ独特の苦味と香りが強く、甘味が少ないことです。

ビターチョコに合わせるウイスキーは、ピート香が強いスモーキーなものがおすすめ。スコッチウイスキーでは、「カリラ」「アードベッグ」「ボウモア」といった、ピート香の強いスコットランド・アイラ島で造られるアイラモルトの銘柄がベストフィットでしょう。

ミルク系のチョコレートにはマイルドなウイスキーがよく似合う

ミルク系のチョコレートにはマイルドなウイスキーがよく似合う

Inna Andrushchenko/ Shutterstock.com

チョコレートのなかでも人気の高いミルク系チョコは、名前のとおりミルクが入りカカオマスが20〜40%のものをいいます。その特徴は、カカオの苦味が抑えられ、甘さと香りが前面に出てくることです。

ミルク系チョコと相性のよいウイスキーは、やさしい味と香りを引き立てるマイルド系。スコッチウイスキーでは、華やかでバランスの取れた、スコットランド北部のスペイ川流域で造られるスペイサイドモルト。ブレンデッドウイスキーでは、フルーティな味わいが特徴の「シーバスリーガル」など。バニラ香の強いバーボンも意外に相性がよいといわれています。

フルーツ系のチョコレートには果実の酸味がたのしめるウイスキーがマッチする

フルーツ系のチョコレートには果実の酸味がたのしめるウイスキーがマッチする

Kristina Jager/ Shutterstock.com

チョコレートのなかでも、ベリーやココナッツ、オレンジなど果実が入ったフルーツ系チョコは、アクセントの利いた香りや味わいが魅力です。フルーツ系チョコと合わせるウイスキーとしては、果実それぞれの香りや酸味をたのしめるよう、アルコールの刺激があまりなく、チョコレートの甘さを引き立てる軽めのウイスキーがおすすめ。
ジャパニーズウイスキーでは、華やかな香りとなめらか味わいの「山崎」、スコッチウイスキーでは一度熟成したモルトをバーボン樽などに入れて再熟成をさせた、スコットランド北部のハイランド地域で造られる「グレンモーレンジィ」などがおすすめです。

ホワイトチョコレートにはバニラが香るウイスキーがふさわしい

ホワイトチョコレートにはバニラが香るウイスキーがふさわしい

valeriiaamaud/ Shutterstock.com

ホワイトチョコレートは、カカオマスがまったく入っていないチョコレート。苦味はなく甘さとミルク感の強い香りと味わいが特徴です。
ホワイトチョコはバーボンウイスキーと相性がよく、複雑で力強い味わいが特徴の「イーグルレア」や、ライ麦の代わりに小麦を使ったスイートでソフトな飲み心地が特徴の「メーカーズマーク」といった銘柄がおすすめ。
スコッチウイスキーでは、ヨード香が強く個性のはっきりとしたアイラモルト「ラフロイグ」で、ミルクの香りと合わさった新しい味わいをたのしむのもよいかもしれません。

チョコレートに合うウイスキー選びの基本は「似た風味を探す」こと。自宅にあるウイスキーの味と香りを確かめて、風味の似たチョコレートを探しに出かけましょう。

おすすめ情報

関連情報

ウイスキーの基礎知識