ビールの原料、大麦とホップの種類からビアスタイルを考える

ビールの原料、大麦とホップの種類からビアスタイルを考える
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大地と水の恵みをいかして造られているビール。そんなビールに欠かせない原料と言えば、大麦とホップです。これらの種類の違いによって、さまざまなビールのスタイルがあります。いくつか代表的なものを紹介しましょう。

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ビールに必要な原料

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ビールのキャラクターは、大麦から造られる麦芽で方向性が決まります。麦芽とは「発芽しはじめた麦を乾燥させたもの」で、モルトとも呼ばれます。低温で焙燥したモルトは、色が薄くパンのような淡い風味で、高温で焙燥したモルトは、色が濃くコーヒーのような香ばしい香りを持つビールを造ります。ビールの色や風味の骨格は、ほぼこの麦芽の違いにより形成されます。

もうひとつの重要な原料はホップです。ビールの芳香とほどよい苦味を生み出すアサ科のツル性多年草です。ビールの泡立ちを良くする、ビールを澄んだものにする、雑菌の繁殖を抑えるといった効果もあり、ビールにはなくてはならない存在です。

大麦の種類

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そもそも、大麦と小麦の違いは何でしょうか? 普段私たちが口にするパンやパスタ、麺類などには小麦が使われています。小麦にはグルテンというタンパク質が豊富に含まれており、水を加えてこねると粘りと弾力性が出るため、パンや麺造りに最適です。

一方、大麦は、グルテンをほとんど含んでいません。そのため日本では、麦ご飯や味噌の原料として使われてきました。大麦は、大きく分けて二条大麦、四条大麦、六条大麦の3種類があり、中でも二条大麦は大粒で殻皮が薄く、麦芽にした際の酵素力が高いため発酵性も高く、でんぷんとエキス分の含有量が多くタンパク質が少ないなど、ビール醸造に最適な特徴を持っています。

ホップの種類

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ビールの原料として使用されるホップは、世界中で100種類以上もの品種が栽培されています。大きく分けてアロマホップとビターホップというものがあり、アロマホップは苦味が弱く華やかな香りを与え、ビターホップはビール特有の苦味を与える役割を持っています。ホップの栽培地は、ドイツとアメリカが二大産地で、その他チェコ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、そして日本などに広がっています。

アメリカ系でポピュラーなホップは、柑橘系の爽やかな香りを持つ「カスケード」、トロピカルフルーツを思わせる「アマリロ」など。ヨーロッパ系では、チェコを代表するクリーンな苦味と草原の香りを持つ「ザーツ」、イギリス原産で紅茶の香りを思わせる「ケント・ゴールディングス」などが有名です。

原料によって変化するビアスタイル

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