注目のニューワールドのワイン、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン

注目のニューワールドのワイン、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン

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ニュージーランドのワインとは?

Naruedom Yaempongsa/ Shutterstock.com

ニュージーランドにブドウが上陸したのは、オーストラリアより後の19世紀初めのことですが、現在のような辛口のワイン造りが発達したのは20世紀後半になってからです。

「北半球のドイツ」と言われるほど冷涼な気候であり、そのテロワールから美しい酸味を持ったエレガントなワインが産み出されています。

赤ワインの主要品種は、ピノ・ノワールとメルロー。他のニューワールドよりもフランスワインに近い、繊細な味わいが特徴です。一方、ニュージーランドでは白ワインが全生産量の3分の2を占めていて、シャルドネ、リースリング、ゲヴルツ・トラミネールから良質なワインが造られています。

そして忘れてはならないのがソーヴィニヨン・ブラン。当初リースリングから始まったニュージーランドの白ワイン造りは、1980年代後半から高品質なソーヴィニヨン・ブランが一世を風靡したことで人気が高まり、現在ではリースリングに代わる白ワインの主要品種となっています。

ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン

Nicram Sabod/ Shutterstock.com

ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)とは、フランス西部を原産地とする白ワイン用ブドウ品種です。フランスのロワール地方やボルドー地方、カリフォルニア、南米をはじめ世界中で栽培されています。

世界でもっとも多く栽培されている赤ワイン用ブドウ品種カベルネ・ソーヴィニヨンは、ソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・フランという黒ブドウとの交配種でもあります。

ニュージーランドのワインが世界中に知られるきっかけとなったのがこのブドウ品種、ソーヴィニヨン・ブランです。

すい星のごとく現れたこの国のソーヴィニヨン・ブランは、これまで経験したことのなかったシャープでクリーンな味わいがあり、人々の度肝を抜きました。ライムからパッションフルーツ、パイナップルへと至る驚くほど芳醇な香りを放ち、そのクリーンさは鮮烈な果実味とハーブのような爽やかさを伴います。

ニューワールドの生産者は、とにかく「挑戦」する事が好きで、いろいろな場所にブドウを植えて最善の組み合わせを探し、試行錯誤して成功したのが、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランなのです。今までヨーロッパの伝統的なワインでは出せなかったわかりやすくストレートな味わいで「ワインは難しい」と考えていた初心者との距離をぐっと縮めることに大きく貢献しました。

マールボロー地方のワイン

Evelyn Dutra/ Shutterstock.com

南北に長いこの国は周囲を海に囲まれた海洋性気候で、明確な四季があり昼夜の気温差が大きいこと、そしてニューワールドの産地としては珍しく、暑いところでも真夏の平均最高気温が24度と冷涼な気候なのが特徴です。

とくに南島の北東部に位置するマールボロー地区は、長い日照時間と夜間の涼しさのおかげで香り豊かで凝縮した味わいのブドウができます。そのため、ニュージーランド最高のソーヴィニヨン・ブランを産み出していることからソーヴィニヨン・ブランの聖地と呼ばれています。

また、マールボロー地区ではニュージーランド全体でとれるソーヴィニヨン・ブランの85%を産出している他、上質なピノ・ノワールの生産地としても知られています。

マールボロー地区のソーヴィニヨン・ブランは軽めの白身魚やサーモン、緑の野菜類と好相性です。お料理にハーブやレモンを使うと、より相性が良くなります。昼食や軽めの食事に、暑い時期で爽やかにいきたい時などにおすすめです。

ヨーロッパのワインとは違った味わいのニュージーランドワインを、ぜひ飲んでみたいですね。

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