お気に入りワインのエチケットを保存しよう

お気に入りワインのエチケットを保存しよう

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お気に入りワインのエチケットを保存しよう

お気に入りワインのエチケットを保存しよう

takoburito/ Shutterstock.com


エチケットとはワインのラベルの事。エチケットはそのワインにとって看板のようなものなので、造り手のセンスが顕著に現れます。
数々あるエチケットの中には昔から変わらぬ古典的なエチケットや、しずくの形や円系、継ぎはぎ状などの奇抜なラベル、斬新なイラストや写真を使ったものなどがあり、見ているだけでワクワクしますよね。現在のエチケットは、生産者の個性や意図によってじつにバラエティーに溢れています。

保守的で古めかしい感じのエチケットのワインは、味わいも重厚でクラシカルであることが多く、逆に前衛的でモダンなエチケットのワインは、どこか合理的な味わいであることが多いようです。また、「何となく好き!」と直感したエチケットのワインは味わいも自分の好みに合うことが多いのではないでしょうか。

このような「ジャケ買い」もたのしいのですが、ワインのエチケットには多くの情報が記載されており、ワインを選ぶヒントをたくさん与えてくれるのです。

エチケットから読み取れること

エチケットから読み取れること

paseven/ Shutterstock.com

では実際にエチケットにはどのような情報が記載されているのでしょうか。

記載しなければならない項目は国ごと、あるいはEU圏などで定められており異なりますが、おもな項目としてはワイン名、原産地、生産者、住所、格付け、ヴィンテージ(収穫年)、アルコール度数、容量、ブドウ品種などがあります。

その他、近年は妊娠中の女性のマークや二酸化硫黄の有無、リサイクルのロゴなどが記載されていることも多いです。

また、エチケットのデザイン性を重視して表側に必要事項を記載しない場合は裏側にまとめて記載され、エチケットの役割を果たすこともあります。

はじめのうちは記載事項がまったく目に飛び込んでこないかもしれませんが、ワインに慣れ親しむにつれて自然にエチケットが読めるようになってきます。エチケットをひと目見ただけで味わいを想像できるようになるとかっこいいですね。

エチケットのきれいな保存方法

エチケットのきれいな保存方法

Grisha Bruev/ Shutterstock.com

入手困難なヴィンテージワインを手に入れた時や、憧れていたワインを買った時、お祝いで飲んだ想い出のワインなどをボトルごと残しておきたい事がありますよね。でも、ボトルを集めていると置く場所に困り、結局はボトルを処分する選択を迫られてしまいます。

そこでおすすめしたいのが、ワインやシャンパン、日本酒などのラベルを綺麗に剥がし、コレクション出来る「ワインラベルレコーダー」です。現在はラベルを撮影してワインの特徴をメモする事ができるアプリも多数ありますが、やはりラベルそのものを保存したいという方も多いようです。

ワインラベルレコーダーは現在も人気が高く、ワインショップや百貨店のお酒売り場はもちろんのこと、本屋さんや文房具屋さんでも10枚で1000円ほどの価格で売られています。裏には飲んだ日付・価格・コメントなどが記入できるようになっていて、専用のバインダー式のファイルもあります。

飲んだワインをコレクションするだけではなく、額に入れてインテリアとしても飾るのもおしゃれ。ひとつの作品のように個性が溢れるワインのエチケットを、ワインを飲んだ後もまたたのしんでみるのも面白いかもしれません。

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