ローヌワインとは?フランスローヌ地方の南部と北部で味わいが異なります

ローヌワインとは?フランスローヌ地方の南部と北部で味わいが異なります
出典 : Rudmer Zwerver

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ローヌ河流域を意味するコート・デュ・ローヌとは

Frolphy / Shutterstock.com

ボルドーに次ぐ生産量を誇り、南フランスを代表する生産地であるローヌ。ローヌ地方は南北200km、東西100km程度に及び、大きく南部と北部に分けられます。コート・デュ・ローヌとは、ローヌの丘や河岸を意味するフランス語で、ローヌ地方で生産されるワインの約80%は「AOCコート・デュ・ローヌ」と呼ばれています。

北部ではシラーを使った力強く濃厚な赤、南部ではグルナッシュを中心に、複数の品種のブドウをブレンドした果実味のある豊潤なワインが多く造られています。

コート・デュ・ローヌの魅力は、凝縮した果実味とほのかなスパイス、コクのある濃厚な味わいを、若いうちから気軽にたのしめること。手頃な価格で名品を見つけられるということで、フランスでも非常に愛されています。以下にいくつか代表的な生産者を紹介しましょう。

シラーを主体に高評価のワインを造る 北部ローヌ「ギガル」と「シャプティエ」

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ローヌ河地域の北部にある銘醸地コート・ロティにある1946年創業の「ギガル」は、コート・デュ・ローヌの帝王と称され、一貫した高いクオリティが評判。コート・ロティはフランス語で「焼け焦げた丘」を意味する土地で、年間を通じて比較的暖かい気候のため、ブドウの成熟感が強く、糖度とアルコール度数が高めのワインが多いのが特徴。

また、1808年創業の「シャプティエ」は、エルミタージュを拠点とし、現当主ミシェル・シャプティエのもと、テロワールを尊重するワイン造りを行っています。「ビオディナミ」という有機農法のさらにいくつかのルールを持つ特別なブドウ栽培から醸造まで一貫して管理することにより、土地と果実の力を最大限に引き出す天才的手腕に定評があります。

「ギガル」と「シャプティエ」はパーカーポイント100点満点を取る常連であり、日本でも人気のワインメーカーです。

南部ローヌの人気銘柄を手掛ける 「ファミーユ・ペラン」と「シャトー・ド・サン・コム」

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コート・デュ・ローヌの中でも最も知名度が高い銘柄のひとつが、「シャトーヌフ・デュ・パプ」。「法王の新しい城」と言う名が付けられた、この美しいプロヴァンス地方の一帯では、複雑で多彩な表情を持ったワインが生まれます。

それもそのはず、シャトーヌフ・デュ・パプに使用できるブドウ品種は、グルナッシュ、シラーなど13種が認められており、フランスAOC中でも最多だからです。その生産者として名高いのが「ファミーユ・ペラン」。フランスのワイン評価誌「ル・メイユール・ヴァン・ド・フランス(現:クラスマン)」で3ツ星評価を獲得し、「南ローヌ最高のワイン」と評されるシャトー・ド・ボーカステルを始め、数々の畑を有する名門です。

もうひとつの人気銘柄が「ジゴンダス」。このエリアを拠点にするのが500年続くワイナリー「シャトー・ド・サン・コム」です。「ジゴンダスの天才」と称されるまでに高い評価を受けており、2010年のジゴンダスをロバート・パーカー氏が「私がかつて味わった中で最も優れたジゴンダスの一つ」と絶賛したことでも有名です。

このようにローヌのワインの魅力は、比較的リーズナブルな価格帯にもかかわらず、非常に高品質なワインが多数あること(もちろん数万円クラスの逸品もありますが)。ぜひお気に入りを見つけて日常のワインライフに取り入れてみては。

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