からだにうれしい新習慣!甘酒を飲んで体の中からキレイに
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カラダにも美容にもいい! 発酵食品の力
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発酵食品と聞いてどんなものを思い出しますか? 納豆や味噌、ヨーグルトなどでしょうか? 発酵食品は保存もきいて、腸内環境を整える健康に役立つ食品として、また肌の調子がよくなったり体の不調も軽減するなどの効果が期待できるとあって、健康や美容に気を遣う人の注目の的です。
ちなみに、食品を発酵させるには、青カビなどのカビ、ビール酵母などの酵母、乳酸菌などの細菌などの微生物が必要です。このひとつに「麹」があります。「麹」は、米や麦などの穀物や豆類を発酵させる「コウジカビ」を繁殖させたもの。米を発酵させると「米麹」、麦を発酵させると「麦麹」、豆なら「豆麹」となり、味噌などに使われます。とくに米麹は、醤油や酢、みりん、清酒、焼酎、甘酒などの製造に使われ、日本の食文化にはかかせない存在です。
米麹でできた甘酒で、めざせ発酵美人!
日々の食生活でも米麹を取ることはできますが、より手軽に摂れるのが甘酒です。甘酒の歴史は古く、「日本書記」には甘酒の起源とされる「天甜酒(甘のたむざけ)」の記述があります。江戸時代には、暑い日のカロリー補給や水分補給として飲まれていたそうです。そのためか、俳句では「甘酒」は夏の季語です。
温かくてトロリとした甘酒を想像する人も多いと思いますが、最近ではサラリと飲みやすいものやノンアルコールなど様々なタイプがあります。夏は冷たくしてヨーグルトドリンクやスムージーのように朝食に飲む人が増えてきています。また、腹持ちがいいので小腹がすいたときやおやつ時にもぴったり。気軽に飲んで、簡単にきれいになりましょう!
国産にこだわったノンアルコール甘酒
やさしい米麹甘酒(黄桜)
日本酒でも有名な黄桜が自社製の米麹と国産米で造った甘酒です。米麹の自然な甘さで、砂糖は加えていません。ソフトな香りで、さらりとした飲み心地です。ノンアルコール。
自然な甘味が料理にもぴったり
糀あまざけ(盛田株式会社)
米麹と米で造った自然な甘さが特徴の甘酒です。米本来の味わいがたのしめます。冷やしても温めてもおいしく飲めます。おろし生姜を入れたり、牛乳やヨーグルトを加えマイルドにしたりするのもおすすめです。ノンアルコール。
伝統の発酵技術を活かした酒蔵の甘酒
國盛 酒蔵のあまざけ(中埜酒造)
国産原料100%、甘味や保存量などは一切不使用の体にやさしい甘酒です。昔から醸造業が盛んな愛知県の知多半島の伝統的な発酵技術により、米麹と米のみで造られています。ノンアルコール。
酒粕の隠された才能
甘酒には、米麹と米を発酵熟成させてできたものと、酒粕に砂糖や水を入れて造るものの2タイプがあります。
酒粕は、日本酒を造る際に米と米麹と水を原料に醸造し、その過程で原料が発酵した醪(もろみ)を搾ってできたもの。できたての酒粕には、炭水化物、たんぱく質、食物繊維、ビタミンB群、亜鉛、アミノ酸などが含まれています。また、酒粕には日本酒同様アルコール分も含まれています。「飲む点滴」ともいわれる甘酒は、栄養価に優れた酒粕を簡単に取り入れることができる優秀な飲み物です。
搾りたての酒粕を使ったなめらかな甘酒
日本酒の酒蔵として名前の知られた大関。蔵元で仕込まれた日本酒の搾りたての酒粕を使い、新鮮な味わいを活かした本格的な甘酒です。
おいしい甘酒/生姜なし(大関)
やさしい舌ざわりと、なめらかな喉ごし。気軽に飲めるストレートタイプです。蜂蜜をブレンドして、スッキリとした甘みに仕上げています。アルコール度数1%未満。
大関甘酒 190g/瓶カップ(大関)
飲み切りタイプの甘酒。生姜の風味と蜂蜜を加えた、甘くやさしい味わいです。カップ型瓶なので、アルミの蓋を取ればそのまま電子レンジで温められ便利です。アルコール度数1%未満。
体にキレイを運ぶ甘酒を飲む新習慣で、美人度アップを狙いましょう!