ブドウ栽培発祥の地、長野県・日本アルプスワインバレー

ブドウ栽培発祥の地、長野県・日本アルプスワインバレー
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古くからブドウ栽培にいそしむ日本アルプスワインバレー

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松本から安曇野に広がる「日本アルプスワインバレー」は、長野県におけるブドウ栽培の発祥の地といわれる場所がある、古くからブドウ栽培が盛んな地域です。

このエリアのブドウ造りはナイアガラ、コンコード、デラウェア、巨峰といった生食用のブドウが中心でしたが、日照時間が長く水はけがよいというワイン用ブドウ栽培に適した条件を備えていることもあり、ワイン用のブドウ畑があちこちに点在。現在では欧州系の品種にも積極的に取り組んでいます。

世界品質のワイン造りを目指す「四賀ワイナリー」

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この日本アルプスワインバレーにある大和葡萄酒「四賀ワイナリー」は、山梨県勝沼に本社を持つ大和葡萄酒(ブランド名ハギ―ワイン)が所有するワイナリー。南向きの急斜面、昼夜の寒暖差、ミネラル分豊富な土壌、といった葡萄栽培に適した条件を備える松本市旧四賀村地区に着目し、醸造家・萩原保樹さんがこの地にワイナリーを設立しました。

「四賀ワイナリー」が目指しているのは、メルローやシャルドネをベースとした、世界水準のワインです。なかでも仕上がりが素晴らしいのが、赤ワインとスパークリングワイン。

同地で収穫されたメルローなどを原料にした「コリーヌ・ゴールド・ルージュ」が、食のオリンピック「モンド・セレクション2001」で金賞を受賞。同じく四賀のメルローを熟成させた「ヴァン・ドゥ・ロワイヤル・ヤスマサ」が「ジャパン・ワイン・チャレンジ2004」で「金賞」と「最優秀ジャパンワイン賞」を受賞しました。また、シャルドネのスパークリングワインでは2011年の国産ワインコンクールにて銀賞、銅賞を受賞するなど、高い評価を獲得しています。

松本産ブドウ100%のワインをつくる「山辺ワイナリー」

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「山辺ワイナリー」があるのは、美ヶ原高原の麓に広がる松本市山辺地域の標高600~850メートルの地。昼夜の寒暖差や長い日照時間といったワイン用ブドウの栽培に適した条件を備えており、山辺地区にブドウ造りに精通する農家が多いこともあって、酸味のある味わいのしっかりしたブドウが収穫されています。

このワイナリーでは、山辺地区を中心とした松本産ブドウ100%でワイン造りを行っているのが特徴。地元契約農家の人たちが造るシャルドネ、メルロー、カベルネ・フランのほか、自社農園で丁寧に育てたシャルドネ、ピノ・グリなど、ワイン専用品種のブドウを使用し、白ワインでは低温発酵、赤ワインでは人の手による櫂突き(ピジャージュ)というこだわりの醸造方法で、味わいのしっかりしたワインを生み出しています。

昔からコツコツとワイン造りを続けているワイナリーのこだわりのワインは、お土産にも喜ばれそうですね。

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