【お酒の銘柄 漢字クイズ】静岡県の日本酒編 〜回答と解説〜

【お酒の銘柄 漢字クイズ】静岡県の日本酒編 〜回答と解説〜

たのしいお酒.jpがお届けする難読銘柄の漢字クイズ!静岡の日本酒編の回答です。さて、あなたはいくつ正解できましたか?

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1. 波瀬正吉(はせ しょうきち)

波瀬正吉は、「はせしょうきち」と読みます。

波瀬正吉は、静岡県掛川市の土井酒造場が醸す日本酒で、正しくは「開運 伝 波瀬正吉」と呼びます。土井酒造場の名を全国に知らしめたのが、能登杜氏四天王の一人に数えられた故・波瀬正吉氏です。全国から尊敬の念を集めた伝説的杜氏の波瀬正吉氏が40年という月日をつぎ込んだのが土井酒造場です。

開運 伝 波瀬正吉は、澄み渡った清楚な味わいとキレの良さが絶妙のバランスで同居する味わいをたのしめます。数々の大会で栄えある賞に輝いた経験をもつ開運は、今や日本酒コンテストの上位常連酒となりました。

開運 伝 波瀬正吉の商品名は、土井酒造場の杜氏を40年に亘って務めた故・波瀬正吉翁の名前から名付けられました。これが「杜氏の名を冠した初めての清酒」だと言われています。

蔵元名:株式会社 土井酒造場
所在地:静岡県掛川市小貫633

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2. 臥龍梅(がりゅうばい)

臥龍梅は、「がりゅうばい」と読みます。

臥龍梅は、静岡県静岡市清水区の三和酒造株式会社が醸す日本酒。三和酒造は、全国から10種類以上の原料米を仕入れ「味と香りのバリエーションをたのしんでいただくこと」をモットーにしています。

臥龍梅は、特有の芳醇でフルーティーな香りと豊かな味を生み出す酵母を厳選し、米は小分けにして吸水時間・吸水量を調整、大吟醸酒に限らず大量に袋吊り上槽を実施するなど、こだわりをもって造られています。

臥龍梅という名前は、中国四大奇書のひとつ「三国志演義」から名付けられています。

蔵元名:三和酒造株式会社
所在地:静岡県静岡市清水区西久保501-10

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3. 喜久酔(きくよい)

喜久酔は、「きくよい」と読みます。

喜久酔は、静岡県藤枝市の青島酒造によって醸される日本酒。青島酒造の青島社長は「水、米、酵母、技、ヒトの5要素にこだわり、地域に根ざした醸造を心がけている」と話します。仕込み水は南アルプス伏流水を使用し、地表から約60メートルの深さの地下水を汲み上げ、米は有機栽培の松下米を含む藤枝産の山田錦だけを用いています。

喜久酔の特徴は、爽やかなうま味と軽快なのど越し。米を磨き上げた吟醸酒についても、独自の酒造方法で穏やかな吟醸香にとどめており、毎日飲んでも飽きないと全国にファンが多い日本酒です。

喜久醉の名前は「喜び久しく酔える酒」という意味から、命名されました。

蔵元名:青島酒造㈱
所在地:静岡県藤枝市上青島246

4. 白隠正宗(はくいんまさむね)

白隠正宗は、「はくいんまさむね」と読みます。

白隠正宗は、静岡県沼津市の髙嶋酒造が醸す日本酒で、「この地でしか作れない地酒を最高のコミュニケーションツールに」というコンセプトで造られています。

仕込み水は、富士山の雪解け水を使用。硬度が低いその軟水は、お酒に心地よい風味をもたらします。

白隠正宗の名前は、富士山と並び称される禅坊主「白隠禅師」が朝廷から国師号「正宗国師」を賜り、それを伝えようと松陰寺へと訪れた山岡鉄舟が寺で飲んだお酒が、そのまま銘柄の由来となっています。

蔵元名:髙嶋酒造株式会社
所在地:静岡県沼津市原354-1

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5. 天虹(てんこう)

天虹は、「てんこう」と読みます。

天虹は、静岡市駿河区西脇の駿河酒造場が醸す日本酒。駿河酒造場では、静岡酵母や伝統酵母を使い、低温発酵・低温貯蔵などにこだわった、静岡の気候のような穏やかな香りと味わいで、どんな食事にも合うような飲みやすさを求めて酒造りを行っています。

天虹は、美味しいお酒造りに重要な麹や酵母などに適した環境を作るため、安倍川水系の伏流水と米、麹と酵母の最適な組み合わせを研究しながら、特徴のある辛口の酒質に設計されています。

天虹の名前は、虹を天に届く竜の道に見立てたことに由来しています。

蔵元名:株式会社駿河酒造場
所在地:静岡県静岡市駿河区西脇25−1

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