奈良県大和郡山市の逸品 「いちじくワイン~無花果の一滴~」が 今年も販売スタート!
奈良県大和郡山市が誇る特産品「いちじくワイン~無花果の一滴(いちじくのいってき)~」の販売が今年も開始されました。
- 更新日:
いちじくワインとは?
昔から“不老長寿の果物”として知られるいちじくは、大和郡山市の特産品。この大和郡山市産いちじくを100%使用して醸造した果実酒が「いちじくワイン」です。
いちじくを原料に、本格的な醸造工程を経て作られたワインは非常にレア!
いちじくの果皮から抽出される淡いピンクな色合いと、口いっぱいに広がる芳醇で上品な香り
が魅力の、とてもフルーティなワインです。
【大和郡山市】「いちじくワイン~無花果の一滴~」 プロモーションビデオ
誕生は大正時代。歴史ある大和郡山市のいちじく
アラビア南部が原産といわれる「いちじく」は花を咲かせずに実がなるように見えることから「無果花」とも書かれる果物。大和郡山市におけるいちじく栽培は大正15年から栽培の歴史があり、当時盛んであった養鶏業から出る鶏糞を肥料として活用することで栽培が広まったといいます。水はけのよい土地柄とも相まって生産量は増加し、全国7位の生産地である奈良県のうち、出荷量の約9割を大和郡山市が占めています。
他にはないこだわりのいちじくワインが誕生
このワインの生産は、いちじく産地としての魅力創出と発信のための“定番お土産づくり”がきっかけだったといいます。市商工会、市観光協会、JAならけん生駒・郡山統括部、奈良県北部農業振興事務所の関係者の発意により、令和元年11月に「大和郡山市いちじくワイン協議会」が発足。女性や若者にターゲットを絞った、おしゃれでフルーティないちじくワインを目指し、大阪府立・環境農林水産総合研究所と、飛鳥ワイン株式会社の監修・協力のもとに商品開発が行われました。
品質の良い原料をふんだんに使用することにこだわり続け、果実の豊潤な香りや淡く透き通ったピンクの色彩、上品な甘い香り…そんないちじくの魅力を存分に活かした「いちじくワイン~無花果の一滴~」がついに完成。関西文化芸術高校の公募で採択されたラベルデザインも話題となり、令和2年2月下旬の発売開始から2カ月足らずで、生産された約1,800本は完売となったそうです。
スパークリングワインも大人気に
そんな初年度の成功を受けて、令和2年度にはスパークリングワインも誕生。
伝統的なシャンパンの製法を応用したもので、炭酸ガスを注入するものではなく、酵母を添加して瓶内2次発酵により炭酸ガスを自然に発生させる、本格的な手法で作られました。
販売された500本は約一か月で完売と、こちらも大人気。
そして今年度は、原材料のいちじくがさらに増量され、ワイン、スパークリング合わせて約5,600本の販売となりました。
今後もマイナーチェンジを繰り返しながら“地域の定番のお土産”を目指すとともに、果実醸造酒の新たな選択肢の一つとして、より認知を広めていくことを目指すというこの「いちじくワイン~無花果の一滴~」。この春も売り切れ必死の、大注目ワインです。
商品概要
いちじくワイン~無花果の一滴~
品名:甘味果実酒
アルコール度数:10.5度
内容量・容器:720mlびん、360mlびん
価格(税込):1,760円(720ml)、1,045円(360ml)
いちじくワイン~無花果の一滴~ スパークリング
品名: 甘味果実酒
アルコール度数:12度
内容量・容器:750mlびん
価格(税込):2,750円
企画:大和郡山市いちじくワイン協議会
製造:飛鳥ワイン株式会社
※販売店などの詳細は、大和郡山市の
>> ホームページ
から確認できます。
※今回お届けした情報は記事執筆時点のものです。ご利用の際は状況が異なる場合がありますのでご注意ください