【3級 vol.13】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編
ビア検(日本ビール検定)の過去問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。
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問1 ホップについて
問題
ホップに関する説明として正しいものを、次の選択肢より選べ。(2017年)
(a)バラ科のつる性の植物である
(b)収穫期には1mほどの長さに成長する
(c)ビール醸造には雄株の葉を使用する
(d)ホップの「球花」は「毬花」などとも表記される
正解
(d)ホップの「球花」は「毬花」などとも表記される
解説
ホップはアサ科カラハナソウ属のつる性の植物です。収穫期である8~9月には7m程の高さにまで成長します。
雄株と雌株が別々の植物で、ビール醸造では未授精の雌株の果実を使います。この果実は生育すると「松かさ」に似た球状の形態をとることから「球花」とよばれ、「毬果」「毬花」と表記されることもあります。
問2 ホップについて
問題
ビール醸造に使われるホップの部位として適切なものを、次の選択肢より選べ。(2016年)
(a)雄株の茎と葉
(b)雌株の茎と葉
(c)雄株の球花
(d)雌株の球花
正解
(d)雌株の球花
解説
ホップは、雄株と雌株があります。ビール醸造では未授精の雌株の果実を使います。
この果実は生育すると「松かさ」に似た球状の状態をとることから「球花」と呼ばれます。
問3 ビールの注ぎ方
問題
一般的な缶ビールをおいしく飲むための方法に「3度注ぎ」がある。この説明として誤っているものを次の選択肢より選べ。(2017年)
(a)グラスは傾けず、水平なところに置く
(b)最初は泡がグラスの半分程度になるまで勢いよく注ぐ
(c)2度目はグラスの9割程度になるまで勢いよく注ぐ
(d)3度目は少しグラスのふちに泡が盛り上がるように慎重に注ぐ
正解
(c)2度目はグラスの9割程度になるまで勢いよく注ぐ
解説
2度目は缶の口をグラスの縁に近づけ、ビールをあまり泡立てないようにグラスの9割程度まで注ぎます。泡の蓋をそのまま上げていくイメージでゆっくり注ぎます。