ダイバーシティワイナリー「ケアフィットファーム」が山梨県勝沼産ぶどうのナチュラルワイン10種を新発売

ダイバーシティワイナリー「ケアフィットファーム」が山梨県勝沼産ぶどうのナチュラルワイン10種を新発売

公益財団法人日本ケアフィット共育機構が運営するダイバーシティワイナリー「ケアフィットファームワイナリー」(山梨県甲州市)は、山梨県勝沼の自家農園で生産した葡萄を使った、ナチュラルワイン10種の販売を開始しました。

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人と地域に優しいワインではじめるエシカル消費

2016年から山梨県勝沼で葡萄づくりを始め、障害者就労支援事業として活動してきたというケアフィットファームワイナリー。2018年から醸造免許を取得し、障害者や高齢者などの様々な人がワイン造りに励むダイバーシティワイナリーとしての発展を遂げています。

2020年からは天然酵母を活用したナチュラルワイン造りを開始し、この度、山梨県勝沼の自家農園で生産した葡萄を使った、ナチュラルワイン10種の販売を開始しました。

人と地域に優しいワインではじめるエシカル消費

「サスティナブルな社会に注目が集まる中、様々な人が働きがいの持てる環境づくりと、地域の農産品を育て消費していく生産プロセスに今後の社会の糸口がある」と考えるケアフィットファーム。

そして今回、新発売となった10種のワインを通して、サスティナブルな社会に向けたエシカル消費※をまず体験してほしいといいます。

※「エシカル消費」とは、消費者が社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うことで、倫理的消費とも呼ばれています。

限定200本!新商品「ToxicⅡ2020」について

限定200本!新商品「ToxicⅡ2020」について

7月1日以降順次発売しているナチュラルワイン10種のうち、「ToxicⅡ2020」についてご紹介します。「Toxic」とは中毒性があるという意味で「中毒性があるくらい、また飲みたくなるワイン」という意味合いを込めて「Toxic」と名づけたそう。造り手の思いが詰め込まれた製法で、2度目の作品になるため「Ⅱ」が付いています。

自家農園のマスカット・ベーリーAを100%使用し、酸化防止剤無添加、天然酵母で発酵させた限定200本の貴重なワインです。葡萄本来の味を活かし、フレンチオーク樽で熟成させ、無補糖・無濾過で完全無添加で仕上げたといいます。

商品概要

限定200本!新商品「ToxicⅡ2020」について

ToxicⅡ 2020(勝沼産マスカット・ベーリーAの樽熟成赤ワイン)

葡萄種類:マスカット・ベーリーA
味わい:ややミディアム
甘辛度:辛口
樽仕込み:あり
酵母:天然酵母
酸化防止剤:なし
サイズ:750ml
小売価格(税込):2,640円
飲み頃温度:12℃~16℃
食事との相性:出汁のきいた軽い煮込み料理、シンプルな味付けの豚肉や鶏肉を使った料理
発売日:7月1日

購入方法
>>ケアフィットファーム楽天サイト
>>甲州市勝沼 ぶどうの丘(店頭販売)

醸造家 中根拓也氏のコメント

ワインソムリエの資格取得後、山梨県で葡萄栽培とワイン造りに長年携わってきました。
美味しい葡萄をつくるために、土作りや栽培方法にもこだわり続け、
できる限り自然に近い状態で栽培する今の方法にたどり着きました。
また、葡萄本来の個性を最大限に引き出すために、天然酵母・無添加での醸造にも取り組んでいます。
娘が生まれたことで口に入れる物にも気を使うようになり、
同時に豊かな自然環境を次世代に繋いでいきたいと考えるようになったことから、
身体に優しいワイン造りを目指して今回のナチュラルワイン10種の発売に至りました。
ワインと葡萄の可能性を追求し続け、地球環境保全にも取り組んでいきたいと考えています。

出典 https://prtimes.jp

醸造家 中根拓也氏のコメント

プロフィール
日本ソムリエ協会 ソムリエ 山梨大学 ワイン科学士
・1996年~2003年 大和葡萄酒株式会社 醸造・栽培・分析担当
・2003年~2004年 スズラン酒造工業有限会社 栽培担当
・2004年~2011年 ボーペイサージュ 栽培・醸造担当
・2011年~2013年 敷島醸造株式会社 栽培・醸造担当
・2013年~2017年 株式会社オーバーシーズ 醸造責任者
・2017年~2019年 株式会社キャメルファームワイナリー 醸造・栽培責任者
・2019年~現在  ケアフィットファームワイナリー 醸造責任者

ケアフィットワイナリーのぶどう栽培

ケアフィットワイナリーのぶどう栽培

山梨県甲州市勝沼町の圃場でワイン用のマスカット・ベーリーAと甲州、生食用のシャインマスカットやピオーネ等を栽培しているケアフィットワイナリー。圃場は、土壌や気候条件も葡萄づくりに適しており、化学肥料や殺虫剤をできる限り減らすことで、自然に近い状態で育てているそう。葡萄づくり50年のベテラン指導員の下、障害者や高齢者が、土づくりから収穫までを手作業で行っています。

ケアフィットファームが目指すもの

ケアフィットファームが目指すもの

ケアフィットファームは、あらゆる人たちが交じり合い、共に学び、共に働き、誰もが生涯活躍できるコミュニティづくりを目指しているといいます。障害がある人や高齢者、生活困窮者、子どもたち、首都圏の人たちなど多様な人たちが交じり合うことで、多数派も少数派も関係なく相互に関わりながら発展し、地域創生につながるモデルづくりを進めています。また、首都圏の人たちもリモートワークしながら、地域の人たちと繋がり、学び、地域に貢献していく。セカンドライフとして定着することもあるかもしれない、とのこと。

ケアフィットファームが目指すもの

ケアフィットファームのコメント

「葡萄とワインづくりを通して1次産業の再生に貢献し、水産や酪農など各地域の資源を活用した6次産業モデルとして全国的に広げていくことを考えています。誰もが生涯活躍できるコミュニティづくりや、セカンドライフとしての交流などを通して、人生100年時代の共生社会の創生が可能になるのではないかと確信しています。」

出典 https://prtimes.jp

>>「ケアフィットファーム」ウェブページ

※今回お届けした情報は記事執筆時点のものです。ご利用の際は状況が異なる場合がありますのでご注意ください

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