【3級 vol.4】ビア検(日本ビール検定)予想問題! 回答と解説編

【3級 vol.4】ビア検(日本ビール検定)予想問題! 回答と解説編

ビア検(日本ビール検定)の予想問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。

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問1 ビールに分類されるアルコール度数

問題

日本の酒税法では、ビールに分類されるアルコール飲料のアルコール度数は次のうちどれが正しいか。

(a)アルコール分0.5度以上20度未満
(b)アルコール分0.5度以上20度以下
(c)アルコール分1度以上20度未満
(d)アルコール分1度以上20度以下

正解

(c)アルコール分1度以上20度未満

解説

日本の酒税法では、酒類を「アルコール分1度以上の飲料」と定めています。また別途、酒税法第3条第12項では、ビールは「アルコール分が20度未満のもの」と定義されています。2021年にアサヒビールから発売された「BEERY(ビアリー)」は、アルコール度数が0.5%ありますが、酒類ではなく、炭酸飲料です。
(日本ビール検定公式テキスト2020年4月改訂版P.8~P.9に掲載)

問2 ホップについて

問題

ビールの原料として使用されるホップに関する記述のうち、正しいものは次のうちどれか。

(a)ホップは、バラ科のつる性植物である。
(b)ホップは、成長すると背丈は2メートル程になる。
(c)ホップは、気温が高い熱帯性地域で良く育つ。
(d)ビールの原料として使用されるホップは未授精の雌株の果実を使う。

正解

(d)ビールの原料として使用されるホップは未授精の雌株の果実を使う。

解説

ビールの原料のホップは、アサ科カラハナソウ属のつる性の多年生植物です。春に芽を出し、収穫期の8月~9月には7メートルほどに成長します。
ホップの主な生産地は、冷涼で乾燥した地域です。ホップには、雄株と雌株があり、ビール原料のホップは、雌株の未受精の果実のみを使用します。
(日本ビール検定公式テキスト2022年5月改訂版P.21に掲載)

問3 IBUとは

問題

クラフトビールの紹介やビアバーのメニューで良く目にする「IBU」とは何を意味する言葉か。次の選択肢から正しいものを選べ。

(a)国際苦味単位
(b)アルコール度数
(c)ビールの色度を表す指標
(d)ビールの比重

正解

(a)国際苦味単位

解説

正解の(a)国際苦味単位は、International Bitterness Unitsといい、ホップの成分であるアルファ酸の濃度を示すもので、値が高いほどビールの苦味が高いといわれます。
(b)のアルコール度数は「ABV(Alcohol By Volume)」、(c)ビールの色度を表す指標は「SRM(Standard Reference Method)」または、「EBC(European Brewery Convention)」を使用します。
(日本ビール検定公式テキスト2020年4月改訂版P.26に掲載)

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