【2級 vol.2】日本ビール検定(びあけん)予想問題! 回答と解説編

【2級 vol.2】日本ビール検定(びあけん)予想問題! 回答と解説編

日本ビール検定(びあけん)の予想問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。

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問1 アサヒビールの新商品

問題

アサヒビールから、2021年4月にアサヒスーパードライ「生ジョッキ缶」が発売されました。この「生ジョッキ缶」の容量で正しいのは次のうちのどれか。

(a)330ml
(b)340ml
(c)350ml
(d)355ml

正解

(b)340ml

解説

アサヒビールの公式発表はない模様ですが、きめ細かい泡を発生するスペースを缶の上部に確保する必要があったのではないかと想像します。

(編集部のペールエール伊東)

問2 ビールの醸造

問題

ビールに苦味や香りをつけるホップは、その投入タイミングによって、いくつかの用語があるが、次に記載した用語のうち、主にビールに苦味をつけるタイミングで投入される用語は、次のうちどれか。

(a)ドライホッピング
(b)レイトホッピング
(c)ケトルホッピング
(d)アーリーホッピング

正解

(c)ケトルホッピング

解説

ビールに苦味を付けるには、苦味成分の多い「ビターホップ」に分類されるホップを使用します。苦味を付加するために、長時間煮沸することが必要なため、煮沸開始時に多く投入されます。これを「ケトルホッピング」と呼びます。
(a)のドライホッピングは、一般的に発酵以降の工程でホップを投入する方法で、苦味をほとんど付加させずにホップの香りを付加させるために行うこと、(b)のレイトホッピングは、煮沸終了時前後に投入することを言います。

(日本ビール検定公式テキスト2020年4月改訂版P.48、P.49に新規に掲載)

問3 ビールの苦みの成分

問題

ビールに苦味は、ホップを煮沸釜にいれて煮沸することにより、ホップに含まれる成分のアルファ酸が、イソアルファ酸に変化して苦味のある成分に変わる。このことを何と呼ぶか。以下の選択肢から選べ。

(a)異質化
(b)異性化
(c)可変化
(d)異物化

正解

(b)異性化

解説

ホップの大きな役割は、ビールに苦味を与えることですが、ビールにホップを添加するだけでは、苦味はつきません。ホップは、煮沸されることで初めて苦味が出てきます。
これは、ホップに含まれるアルファ酸という成分に熱が加わることによって、イソアルファ酸に変化することで苦味が生まれます。この変化(原子の組成は変わらずに配列が変わって別の分子になること)を「異性化」と呼びます。その変化した分子は「異性体」と呼びます。

(日本ビール検定公式テキスト2020年4月改訂版P.48に新規に掲載)

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