チーズの組み合わせ方しだいで、1,000円のワインが高級ワインに?「ワイン一年生 チーズの授業」
サンクチュアリ・パブリッシングより、書籍「図解 ワイン一年生 2時間目 チーズの授業」が発売されました。ワインの魅力を「擬人化」してやさしく紹介した前作に続き、今回はワインとチーズの組み合わせについて解説しています。
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ロングセラー「図解 ワイン一年生」の続編が登場!
2015年に発売された書籍「図解 ワイン一年生」。「日本一の庶民派ソムリエ」であり、アニメオタクでもある小久保尊氏が、ぶどうの品種を擬人化し、様々なワインをやさしく解説する内容が話題となり、累計で11万部を突破しています。
5年の時を経て、その第二弾が登場。今回は、ワインに合わせる定番のおつまみ「チーズ」の魅力に迫る内容となっています。
ワインに合わせるチーズ、なんとなく選んでいませんか?
近年、海外のチーズが安く輸入できるようになったことで、国内のチーズ消費量は増加の一途をたどっているそうです。ワインに合わせると美味しいチーズですが、ではどのチーズが一番合うか、わかりますか?
答えは「ワインの種類による」。
世界中に1,000種類以上も存在するといわれているチーズのうち、日本人が認識しているのはわずか数%に過ぎないそうです。たとえば、「ヴァランセ」「シャウルス」「マンステール」。これらの名前を聞いたことはあるでしょうか。
チーズを「擬人化」して、わかりやすく解説
本書では、そんなチーズの複雑な組み合わせについて、チーズを「擬人化」、ワインを「洋服化」し、わかりやすく解説しています。
例えば、「カマンベール・ド・ノルマンディ」。私たちがスーパーやコンビニで目にするカマンベールチーズの「本家」といえるこのチーズは、擬人化するなら「母性を感じる、まったりお姉さん」。熟成が進むにつれて中がとろけていき、独自のミルク感を味わえるカマンベール・ド・ノルマンディは、軽めの赤ワインやシードルに合うといいます。
このように、重めの赤ワインに合うチーズと、軽めの白ワインに合うチーズは全く種類が違うのです。「チーズなんてどれも一緒」といつも適当に選んでいる人は、実はとても損をしている可能性があります。
そして著者いわく、その組み合わせ次第では、千円のワインが高級ワインに化けることもあるとか。「ワインの知識は付いてきたけれど、合うおつまみについても知りたい」……。そんな方はぜひ、本書を開いてみてはいかがでしょうか。
試し読みページ
https://www.sanctuarybooks.jp/staffblog/files/wine.pdf
著者紹介
著:「日本一の庶民派ソムリエ」小久保 尊(Takeru Kokubo)
1983年、千葉県船橋市生まれ。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。CPA認定チーズプロフェッショナル。大学在学中から船橋市内の有名店など数店で経験を積んだのち、2011年9月に「ワインと肉 COQ DINER」を船橋にオープン。翌年10月には2号店となる「立呑み 燻製 COQ DINER離-HANARE-」をオープン。
「日本一の庶民派ソムリエ」として語る、ワイン案内の“敷居の低さ"に定評がある。
イラスト:山田 コロ(Koro Yamada)
千葉県習志野市在住。ウェブデザイナー・イラストレーター。趣味は二次元と音楽と観劇。
<「ワインと肉 COQ DINER」公式URL>
https://www.coqdiner-funabashi.com/
書籍概要
<発売日>
2020年07月08日
<価格>
1,200円+税
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。
<版型・ページ数>
四六版ソフトカバー・280ページ