エシカル・スピリッツの「酒粕リユース・クラフトジン」に、先駆的なフレーバーの新作が登場!
「循環経済を可能にする蒸留プラットフォーム」をモットーに、新時代のクラフトジンやウィスキーを生産するベンチャー企業「エシカル・スピリッツ」が、新たなジン「LAST EPISODE 0 -ELEGANT-」の販売を開始しました。
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「LAST GIN EPISODE 0」シリーズ
エシカル・スピリッツが提供する「LAST GIN EPISODE 0」は、日本酒の副産物である「酒粕」をリユースし、クラフトジンやウィスキーを生産するプロジェクトの第1弾。「飲む香水」をコンセプトに、長野の銘酒「真澄」の酒粕、鳥取の「千代むすび酒造」の蒸留技術、そしてエシカル・スピリッツによるオリジナルレシピの3つをコラボレーションさせた、ボタニカルの香りを豊かに感じられるジンです。
今回は、今年3/4~4/30の間、伊勢丹新宿本店で限定で販売された「LAST GIN EPISODE 0 -MODEST-」に、新商品「LAST GIN EPISODE 0 -ELEGANT-」を加えた2種類の異なるフレーバーが登場しています。
味わうことで、酒粕の大量廃棄の解消や耕作放棄地の活用といった、エシカル・スピリッツが目指す「サステイナブル(持続可能)な社会創り」に関わることもできる「LAST EPISODE 0 -ELEGANT-」。この機会に、ぜひとも味わってみてください。
新商品「LAST EPISODE 0 -ELEGANT-」
ピンクペッパーとラベンダーを中心にローゼル、ハイビスカス等を効かせた、複雑で華やかな香りが特徴のフレーバードジンスタイルです。
<原材料名>
粕取り焼酎(長野県)、ジュニパーベリー、ハイビスカスティー(ローゼル)、ピンクペッパー、コリアンダーシード、ラベンダー、カルダモン、生姜、シナモン、カフィアライムリーフ、花椒
<アルコール度数>
47度
<内容量>
200ml
【販売について】
限定発売だった「LAST GIN EPISODE 0」は、今回より手ごろな通常版としてリニューアル。容量約2倍の375mlボトルもラインラップされています。
<改定前>
限定版 200ml/税抜3,255円(税込3,580円)
↓
<改定後>
通常版 200ml/税抜2,000円(税込2,200円)
375ml/税抜3,000円(税込3,300円)
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。
エシカル・スピリッツが目指す世界
エシカル・スピリッツは、国内初のエシカル生産及び消費に特化した蒸留所を開設し、世界オンリーワンかつナンバーワンのスピリッツブランドを目指しています。その3つの思い・目標を紹介します。
1. 循環経済の実現
エシカル・スピリッツは全国の日本酒蔵で廃棄される酒粕を購入し、リユース・蒸留してジンやウィスキーを生産(=エシカル・ジン・プロジェクト)。その利益をもとにエシカル・スピリッツは米農家から新米を購入します。また、米農家は生産した新米を全国の酒蔵に納品、酒蔵は日本酒を生産し、酒粕が生成される……というサイクルが可能になります。
2. 酒粕を日本酒に負けないくらい「誇れる」プロダクトに
日本酒造りの工程においては、使用される酒米全体のの65-70%が「日本酒」として出荷される一方、残りの30-35%が「酒粕」となります。酒粕は、伝統的に粕漬けや粕汁など食品や飼料に利用され、昨今ではチョコレートや化粧品など新しい利用法も出ているものの、依然として産業廃棄物として処理されることが多いのが現状です。
このロスを無くし、「酒粕を日本酒に負けないくらいの付加価値を持つ、誇れるプロダクトにしたい」という思いのもと、プロジェクトが進行しているそうです。
3. LAST GINを飲むことが、農耕地の再生に繋がる
現在、日本の農村部で問題になっているのが「耕作放棄地」。その面積は1980年の12.3万haから2015年には42.3万haと3倍以上に増加しているそうです(1)。その結果として、保水能力が減少し水害の増加や、獣害、病虫害といった問題を引き起こすとされています。このような状況を改善すべく、LAST GINプロジェクトでは、3年後には東京都内の専業農家の耕作放棄地(田んぼ)の約100%相当分を再生することを目標に、農耕地の復活を進めているそうです。
(1)内閣府資料「農地・耕作放棄地面積の推移」より
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/2030tf/281114/shiryou1_2.pdf
エシカル・スピリッツ共同創業者紹介
エシカル・スピリッツは、メディアや日本酒分野、エンターテインメント、デザインなど様々な分野でトッププレイヤーとして活躍してきた個性豊かなメンバーが立ち上げた企業であることも特徴となっているので、そのプロフィールをご紹介します。
山本 祐也
1985年生、石川県出身。2014年より日本酒産業での取り組みをスタート、日本酒セレクトショップ「未来日本酒店」を運営する株式会社未来酒店の代表として、「未来の基幹産業を創る」をテーマに活動する。一次産業である酒米生産(佐渡島)、二次産業である委託醸造(11銘柄)、三次産業である日本酒小売専門店経営にそれぞれ取り組む。これらを有機的に繋げて運営していることが評価され、2018年に農林水産大臣により、6次産業化推進事業者として認定を受ける。
過去にはAKB48プロジェクトの運営会社にて事業開発を担当、それ以前は、野村證券及びJPモルガン証券にて投資銀行業務に従事。
一橋大学社会学部卒。ケンブリッジ大学大学院修了
酒匠、唎酒師(SSI認定)
魚住 りえ
元日本テレビアナウンサー。フリーアナウンサー。スピーチ・ボイスデザイナー1995年に日本テレビにアナウンサーとして「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都心の都へ(ナレーション)」などを担当。2004年にフリーに転身し、テレビ・ラジオを問わず幅広く活躍している。特に、各界で成功を収めた人物を追うドキュメンタリー番組 テレビ東京系列「ソロモン流」では、放送開始から10年間ナレーターをつとめ、500本の作品に携わった。およそ30年に渡るアナウンスメント技術を活かし、「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行っている。著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が16万部を超えるベストセラーに、近著「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」(東洋経済新報社)がシリーズ累計21万部を突破した。
慶応義塾大学文学部(仏文学専攻)卒。
山口 歩夢
1995年生、千葉県出身、SAKEベンチャーWAKAZEの商品開発担当、蔵人。千葉県のフルーツブランデー蒸留所 Mitosaya薬草園蒸留所にて発酵・蒸留のノウハウを学び、月に一度のオープンデーでは季節のノンアルコールジンを蒸留。昆虫食スタートアップANTCICADAでは商品開発とレストランでのお酒のペアリングを担当。酒類の中で特にジンに対しての知識を持ち、日本最大のジンに特化したイベントであるGINFESTIVAL TOKYOではジンコンシェルジュとして来場者の好みに合わせたジンをアテンドした。東京農業大学大学院醸造学専攻在学中。「味覚」についての研究を行っている。
小野 力
1994年日本生まれ。ファーストキャリアで、デロイトトーマツコンサルティングにてコンサルティング業務に従事。その後ロンドンに移り、Fuzed Innovations Ltd を起業し、共同創業者兼CEOに就任。大小のスタートアップ企業におけるコンテンツマーケティングにおける最適なソリューションを開発した経験を持つ。UCLInnovation & Enterpriseのスポンサー獲得に成功。2019年8月にはSAPのアジア初のアクセラレータ、SAP.iO Foundry Tokyoの採択スタートアップ5社に選出。2020年より株式会社dotDにBusiness Architectとして入社。dotDでは、大企業のデジタル新規事業立ち上げを支援している。
University College London(UCL)卒。
加藤 咲
1991年生、宮城県出身。2014年に博報堂アイスタジオに入社。大手の自動車・化粧品・健康機器・飲料メーカーのWEBサイトやアプリの制作に従事。また、「YUMMY SAKE」のメインデザイン・アートディレクションも担当した。デジタルクリエイティブを中心とした企画立案やグラフィック制作など、統合的なデザイン・アートディレクションを得意としている。2019年よりビジュアルデザインスタジオWOW inc.へ入社、UI/UXデザイン制作に従事。武蔵野美術大学卒業。グッドデザイン賞、Webby Award、ACC、AD STARS他、多数の広告賞を受賞。2017年、ヤングカンヌサイバー部門 Silver、ヤングスパイクスデジタル部門日本代表。
<ブランドページ>
https://lastgin.com/
<公式オンラインショップ>
https://shop.ethicalspirits.jp/
<Facebook>
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