シャンパン「クリスタル」は老舗メゾンの最高傑作

「クリスタル」で知られるシャンパーニュ・メゾン、ルイ・ロデレール

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「クリスタル」を生んだ老舗メゾン、ルイ・ロデレールの歴史

“シャンパン（シャンパーニュ）の世界最高峰”とも呼ばれる「クリスタル」の造り手、ルイ・ロデレールは、1776年の創業以来、一貫して家族経営を続ける稀有なシャンパーニュ・メゾンです。
一定の知名度を持つメゾンであれば、規模と利益を拡大するため企業形態をとることが一般的とされるなか、ルイ・ロデレールが2世紀以上にわたって創業時のスタイルを守り続けているのは、品質追求のための“こだわり”を守り続けているからこそ。それゆえ、世界中のワイン愛好家から確かな信頼を寄せられているのです。

ルイ・ロデレールのこだわりのブドウ栽培と醸造方法

ルイ・ロデレールは、シャンパーニュ地方のグラン・クリュおよびプルミエ・クリュ地帯に、合計240へクタールに及ぶ広大な畑を所有しています。東京ドーム約40個分の広さと言えば、その規模がイメージできるでしょう。
テロワール（ブドウ畑の気候や土壌などの風土）を重視したワイン造りのため、これらブドウ畑では、「ビオディナミ栽培」と呼ばれる、自然界のリズムを大切にした栽培法を採用しています。
ブドウ栽培から醸造、そして出荷に至るまで、あらゆる工程で手間暇を惜しまず造られるルイ・ロデレールのワインは「手仕事の芸術品」と賞され、世界中から高い評価を得ています。

「クリスタル」はルイ・ロデレールが誇る最高級銘柄

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「クリスタル」はメゾンの威信を掛けた「プレステージ・キュヴェ」

「クリスタル」は、ルイ・ロデレールが造るシャンパンのなかでも「プレステージ・キュヴェ（Prestige Cuvée）」として最高峰に位置づけられています。
「プレステージ」は「威信」を意味する言葉で、まさに生産者が威信を掛けてリリースする、最高級クラスのシャンパンが「プレステージ・キュヴェ」。至高の存在にふさわしく、「クリスタル」はブドウの質がとくに高い年にしか製造されず、しかもセラーで8年、デゴルジュマン（澱抜き）してさらに8カ月間の熟成と、途方もない歳月をかけてリリースされるのです。

「クリスタル」の起源はロシア皇帝に捧げられた特別なシャンパン

「クリスタル」の歴史は、19世紀にまでさかのぼります。ルイ・ロデレールのシャンパンは、当時から各地の王侯貴族に愛飲されていましたが、なかでも愛好家として知られていたのが、時のロシア皇帝・アレクサンドル2世でした。
「自分専用の特別なワインを造るように」との皇帝の依頼を受けて、1876年に誕生した最高級のシャンパンは、その品質にふさわしい意匠としてクリスタル・ガラスのボトルに詰められていたことから「クリスタル」と呼ばれるようになったのです。

「クリスタル」は“完璧なおいしさ”を持つシャンパン

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クリスタルの造り手、ルイ・ロデレールは数々の賞に輝く

「クリスタル」を世に送り出したルイ・ロデレールは、世界最高峰のシャンパーニュ・メゾンとして、数々の栄冠に輝いています。
近年では、「シャンパーニュ＆スパークリング世界選手権2019」で「ブリュット・ヴィンテージ2012年」が部門最高賞に輝くと同時に、栽培・醸造最高責任者のジャン・バティスト・レカイヨン氏が生涯功労賞を受賞。イギリスの専門誌が選出する「世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランド2018」でも第1位となりました。
その最高峰である「クリスタル」の2002年ヴィンテージも、「シャンパーニュ＆スパークリング世界選手権2016」において世界最高賞に輝いています。

「クリスタル」は調和と洗練さを誇る特別な味わい

「クリスタル」の品質について、ルイ・ロデレール副社長のミッシェル・ジャノー氏は次のように語っています。
“「ロマネ・コンティ」や「ペトリュス」のように、飲むたびに感動を覚える最高峰のワイン。これらが最高峰とされるゆえんは、“非の打ちどころがない完璧なおいしさ”にある。”
この言葉の意味を理解するためにも、一度は味わってみたいですね。

老舗メゾンがていねいに造り上げる「手仕事の芸術品」は、まさに唯一無二の存在です。世界中で愛される至高の味わいをたのしめるチャンスがあれば、ぜひ逃がさないようにしましょう。

製造元：ルイ・ロデレール（LOUIS ROEDERER）
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国内販売元：エノテカ株式会社
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