ロゼワインはワインの本場でも人気! その魅力とたのしみ方を知ろう

ロゼワインはワインの本場でも人気! その魅力とたのしみ方を知ろう
出典 : Brent Hofacker/ Shutterstock.com

ロゼワインは、近年、世界的なブームを迎えています。見た目も美しく、料理にも合わせやすいロゼワインは、さまざまなシーンでたのしむことができる万能のワイン。ここでは、世界のワイン好きを夢中にさせるロゼワインの魅力とたのしみ方を紹介します。

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ロゼワインの魅力にワイン好きが注目

ロゼワインの魅力にワイン好きが注目

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ロゼワインとはどんなワイン?

ロゼワインの「ロゼ」とは、フランス語で「バラ色」という意味。その名のとおり、バラのような美しいピンク色が、ロゼワインの最大の特徴です。
ロゼワインの味わいは、甘口のものからドライなものまで幅広く、赤ワインと白ワインのよさを併せ持つワインと言えます。

ロゼワインは近年、世界的なブームが続いている

ロゼワインは、もともとフランスなどで夏場に好まれることが多いワインでしたが、ここ10数年ほどの間に世界的なブームが到来しています。
フランスアグリメール・プロヴァンスワイン委員会によると、世界のロゼワインの消費量は、2002年から2015年までに30%も伸びています。また、OIV(国際ぶどう・ぶどう酒機構)によると、フランス国内ではロゼワインの消費量が白ワインを抜き、全体の30%を占めているほどです。
世界的なロゼワインブームの背景には、インスタグラムなどSNSの影響も。ミレニアル世代の女性が、こぞってロゼワインの写真を投稿することで、ロゼワインブームを牽引しているという一面もありそうです。

バラ色のワイン、ロゼワインの造り方

バラ色のワイン、ロゼワインの造り方

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ロゼワインにはおもに3つの造り方がある

ロゼワインの造り方はいくつかありますが、代表的なものが以下の3種類です。それぞれの工程や特徴を紹介しましょう。

【セニエ法】

赤ワインと同様、まずは黒ブドウの果汁を果皮や種とともにタンクに入れて、色素や渋味、香りなどを抽出します。全体が薄く色づいたところで、上澄みの果汁のみを発酵させるという製法です。

【直接圧搾法】

黒ブドウを原料に使って、白ワインと同様に果汁だけを発酵させる製法です。ロゼの色は、ブドウを搾る際に果皮に含まれる赤い色素が果汁に混ざることでもたらされます。
「プロヴァンス」などの美しく高品質なロゼワインは、この製法で造られている場合が多いようです。

【混醸法】

黒ブドウと白ブドウが混ざった状態で仕込み、赤ワインと同様に発酵させる製法です。この手法はおもにドイツで行われています。

ロゼワインは赤ワインと白ワインを混ぜたものではない

ロゼワインは、よく「赤ワインと白ワインを混ぜて造るもの」と誤解されがちですが、これは一般的な手法ではありません。
赤ワインと白ワインを混ぜる手法は、伝統的なロゼワインの製法を守るという観点から、EU内では禁止されています。
ただし、フランスのシャンパーニュ地方で造られるスパークリングワイン「シャンパーニュ」だけは、法律でブドウ品種や製法が細かく定められているため、例外とされています。

ロゼスパークリングワインの造り方

ワインに炭酸ガスを含ませたスパークリングワインも人気がありますが、ロゼにもスパークリングワインがあります。
ロゼのスパークリングワインは、一般的に、醸造したロゼワインに炭酸ガスを直接注入する方法、二次発酵によってガスを発生させる方法のいずれかで造られます。
シャンパーニュに限っては、赤ワインと白ワインをブレンドする製法が認められているため、そのようにして造られる「ロゼシャンパーニュ」もあります。

ロゼワインと合わせるならどんな料理?

ロゼワインと合わせるならどんな料理?

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ロゼワインはどんな料理とも合わせやすい

赤ワインと白ワイン、両方のよさを併せ持つロゼワインは、どんな料理とも合わせやすいワインです。
生ハムやサラミなど鉄板のおつまみはもちろん、トマトソースを使ったイタリア料理や、醤油を使った和食もよく合い、中華料理やエスニック料理との相性も抜群です。食材もシーフードから鶏肉、豚肉、甲殻類など、幅広く合わせることができます。

ロゼワインの色の濃さをマリアージュのヒントに

このように万能なロゼワインですが、マリアージュのヒントとしては「色を合わせる」ことを意識したいもの。
淡いピンクのロゼワインは、渋味成分であるタンニンが強くないため、料理も和食などの繊細な味付けがよく合います。一方、濃いピンク色のロゼワインは、もう少ししっかりした渋味が感じられ、肉料理や濃い味つけの中華料理などとおいしくいただけます。

ロゼワインは、見た目にも美しく、料理との相性も抜群。ワイン初心者の人や、マリアージュがよくわからないという人、さらにはワイン上級者にとっても、気軽にたのしめるワインと言えるでしょう。

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