甲州最大級のワイン産地、勝沼エリア~老舗ワイナリー編~
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甲州最大級のワイン産地、勝沼エリア~老舗ワイナリー編~

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古くからワイン用ブドウ栽培がおこなわれる山梨県・勝沼

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日本最古のブドウ栽培の地である、山梨県甲州市の旧勝沼町。この地には、古くからワイン造りを続けるワイナリーがいくつも存在します。今回はそんな歴史あるワイナリー3軒を紹介。歴史に裏付けられた、老舗ワイナリーの魅力に迫ります。

産地の風土を生かしたワイン造りに励む「あさや葡萄酒」

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創業大正10年の「あさや葡萄酒」。屋号の「麻屋」の語源は、創業者である雨宮高造氏が当時の修行先である酒屋の屋号を暖簾分けしてもらったことに由来しているといいます。ワイン造りの信条は「産地の風土を生かしたワイン造り」。創業から90年以上の間、勝沼にしかないワインを生み出し続けてきました。

ワイナリーには、創業当時の醸造器具を展示したギャラリーや、ブドウ畑に囲まれたテイスティングルーム兼ショップ、ワインのある生活を彩るワイングッズショップを併設。ワイナリーの歴史を感じつつ、ゆったりと山梨・勝沼の風土を体感することができます。

勝沼最古のワイナリー「シャトー勝沼」

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創業140年を迎える「シャトー勝沼」は、明治初頭に勝沼町でブドウの栽培を手がけていた初代が設立した「今村葡萄酒醸造場」が前身。老舗ワイナリーが軒を並べる勝沼のなかでも、歴史あるシャトー(葡萄園を所有するワイン醸造所)です。

このワイナリーで初代から三代にかけて守り伝えられてきたのが「ブドウの栽培から醸造・販売まで、すべて人の手で」というこだわりだそう。その教えに従って丁寧につくられたワインは、長きにわたって多くの人に愛され続けています。

現存する日本最古のワイナリー「まるきワイナリー」

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1877年(明治10年)に、日本人として初めてワイン醸造技術習得のためにフランスに渡った土屋龍憲と高野正誠。2人が帰国後、土屋龍憲によって1891年(明治24年)「マルキ葡萄酒」が設立されました。これが、現存する日本最古のワイナリーといわれる「まるき葡萄酒株式会社」です。

その流れをくむ「まるきワイナリー」のワインづくりは、「会社にとって」「自分にとって」ではなく、「ワインにとって」を最優先にしているのが特徴。「日本食の合うワイン」や「日本の洋食」に合うワインを生み出すべく、日々情熱を傾けています。

山梨観光といえば、ブドウ狩りやワイナリー見学が人気ですが、「MARUKI VILLAGE」では、その両方を体験することができます。おいしいブドウを味わいつつ、ワインの歴史に思いをはせてみてはいかがでしょう?

長い歴史を持つワイナリーは、どこもワインに対する情熱を強く感じさせてくれます。それぞれが培ってきた味わいをたのしみに、ぜひ訪れてみてください。

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