「セゾンビール」と「ホワイトビール」とは？魅力を徹底解説！

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自然発酵ランビック

前半でも紹介した「ランビック」。空中に浮遊してる野生酵母を使うのが最大の特徴。ビールの原型にもっとも近いとされています。原材料には麦芽化されていない小麦が使われているため、白濁しているものもあります。ランビックに使われるホップは3年以上寝かせて酸化させ、強い殺菌力を持たせています。2～3回夏を越し熟成するとランビックと呼ばれるビールになります。

フルーティーな香りと強い酸味が特徴。日本人が一般的に飲んでいるビールとはまったく違う独特の味わいに始めは戸惑いますが、何度か飲んでいくうちにはまる人が多いビールです。

樽で熟成させたランビックと1年ほど自然発酵させた若いランビックをブレンドした「グーズランビック」や、熟成中にサクランボ（クリーク）やフランボワーズを漬け込んだ「フルーツランビック」もあります。「これがビール?!」と驚くフルーティーな味わいです。世界で一番、個性に幅が広いとも思える「あなたの知らないベルギービールの世界」を少しのぞいてみませんか？

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