一度味わったら虜に!?クリーミーな泡が生まれる「陶器のビールグラス」
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「泡」をたのしむためのビールグラス
グラスに注いだときに生まれるビールの泡は、冷たく爽やかな液体が口に入ってくる瞬間、なんともやさしく、ふんわりと上唇を包み込んでくれますよね。その感触にこだわりのあるビール党の方も多いかもしれません。
ビール中の炭酸ガスが無数の気泡となって上昇し、グラスの上部に層ができることで生まれる泡は、酸化による風味の変化を防ぐほか、炭酸ガスや香りが逃げるのを防ぐ「蓋」となってくれています。また、泡に苦味が集中することでビール本体の苦味が減って飲みやすくなるなど、その感触を楽しめるだけではなく、実は大切な役割を担ってくれているのです。
キメの細かい弾力のある泡は長くグラスに残ることから、「クリーミーな泡はビールのおいしさを決める」とまでいわれるほどですが、よりなめらかで上質な泡を作り出すことができるのが「陶器のビールグラス」。高温で焼いたことによってできる陶器の表面の微細な凹凸が、ビールを注いだ際、より多くの空気を含んでクリーミーな泡を作ります。
釉薬(うわぐすり)が塗られたものは凹凸部分が隠れてしまうので、できるだけ土の素材を感じられるような焼き締めたタイプのものがおすすめ。
保冷性も高く、冷えたビールを冷たいまま飲み続けることもできる陶器グラスで、極上の一杯を味わってみてはいかがでしょう?
<上写真>
「エキゾチックビールグラス」 価格:4,970円(税込)
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。
陶器の表面の微細な凹凸によってクリーミーな泡が生まれます。
画像提供:陶芸工房 喜器
陶器のビールグラスで極上の一杯を。
画像提供:陶芸工房 喜器
<商品のお問い合わせ先>
陶器ビールグラス専門店 陶芸工房 喜器
http://kiki-kiki.com/
ライタープロフィール
阿部ちあき
全日本ソムリエ連盟認定 ワインコーディネーター