「鶏ささみのダージーパイ」は、カリカリ&ザクザク食感がおいしいおつまみ

「鶏ささみのダージーパイ」は、カリカリ&ザクザク食感がおいしいおつまみ

【簡単おつまみレシピ】今回紹介するのは、台湾発の人気グルメ、ダージーパイ(大鶏排)。カリカリ&ザクザクの食感で、お酒との相性もぴったりです。スパイスなどを加えてアレンジをたのしんでみましょう。ビールや日本酒、ワインに合わせるアレンジのコツも参考にして!

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鶏肉をしっかり叩いておくのが、やわらかく仕上げるポイント

台湾夜市で定番のおつまみ、ダージーパイ(大鶏排)。カリカリ&ザクザクに揚げられた、大きくて薄い鶏の唐揚げです。この人気グルメを、おうちおつまみとして作ってみましょう。

一般的に鶏むね肉を使うことが多いですが、今回は、手軽に鶏のささみで作ります。筋を取って観音開きにしてから薄く叩き広げれば、おつまみにもぴったりな、程よいサイズのダージーパイが簡単にできちゃいます。ただし、鶏ささみはマグカップの底などで叩くことで、繊維がほぐれ、よりやわらかな食感になるので、この工程は端折らずに行ってくださいね。

揚げたてで熱々の状態に、レモンやライムなどの柑橘類をぎゅっと絞っていただくと絶品ですよ。ぜひ試してみてください!

鶏ささみのダージーパイの材料と作り方

【材料/2人分】

鶏ささみ…2〜3本 ※小さめサイズならば3本、大きめサイズなら2本で。
醤油…大さじ2
酒…大さじ1
ゴマ油…小さじ1
すりおろし生姜…小さじ1
片栗粉…大さじ4〜5
油…適量
レモン…適量
香菜…適量

【作り方/20分】

【1】鶏ささみは、筋に沿わせるように包丁で切り込みを入れて筋を取り、そこから横に切り込みを入れるようにして観音開きにする。鶏ささみの上からラップを大きめに広げかけて、麺棒やマグカップの底などを使って、均一に薄く叩き広げる。

鶏ささみのダージーパイの材料と作り方

切り込みを入れたり、叩いているときに肉の形がいびつになったり、穴が開いてしまってもOK。それよりも、火の通りにムラが出ないように均一に叩いてくださいね。

【2】バットや大きめの平皿に、醤油、酒、ゴマ油、すりおろし生姜を合わせ混ぜ、そこに肉を2、3分漬けて下味をつける。※より本格的な味を目指すならば、五香粉(ウーシャンフェン)というスパイスを加えてみましょう。

【3】片栗粉を薄くまぶし、1〜2センチ程度の油を入れたフライパンで揚げ焼きにする。※中〜弱火で両面がきつね色になるまで、途中で肉を返しながら、ゆっくり揚げ焼きにします。最初は揚げ焼きの音が大きめですが、揚げ上がりの頃にはパチパチはじける音が弱くなります。それが火の通った合図です。

【4】お好みでくし形切りにしたレモン、ざく切りにした香菜を添えて出来上がり!

【アレンジ】

アレンジするなら、衣に黒ゴマを加えて、食べやすいサイズで同様に作ってみましょう。

鶏ささみのダージーパイの材料と作り方

お手持ちのスパイスやドライハーブを加えて、オリジナリティをたのしんでもよいですね。

お酒に合わせた、鶏ささみのダージーパイのアレンジ

ビールに合わせるなら

黒胡椒をふってみましょう。

日本酒に合わせるなら

出来上がりに山椒をふってみるのもおいしいですよ。

ワインに合わせるなら

ちぎったバジルをふりかけて、さらに風味よく仕上げてみましょう。

ライタープロフィール

野口英世

料理研究家、フードスタイリストとして、テレビや雑誌、新聞、広告などで活躍中。無理や無駄のない、作り手重視の効率的なレシピとスタイリングアイデアが人気となっている。近著は「turkフライパンクックブック」「使いやすい台所道具には理由がある」(共に誠文堂新光社)など。

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