「サバ缶と白菜のとろみ煮」は、缶詰で手軽に作れる“あったか”おつまみ

「サバ缶と白菜のとろみ煮」は、缶詰で手軽に作れる“あったか”おつまみ

【簡単おつまみレシピ】今回は、魚の缶詰を使って、少しほっとするような“あったか”おつまみのレシピを紹介します。使用するサバ缶は、水煮タイプと味付きタイプで違った味わいをたのしめますよ。ビールや日本酒、ワインに合わせるアレンジのコツも参考にして!

  • 更新日:

サバ缶は、まずは水煮タイプを使って作ってみましょう!

サバ缶を使って、少しほっとするような、煮込み料理を手軽に作ってみましょう。作り方は簡単、小鍋に食べやすいサイズに切った白菜と、ほぐしたサバの水煮缶、調味料などを入れて火にかけるだけです。旨味が凝縮された缶詰の汁も、だし調味料として捨てずに使ってくださいね。

サバ缶には水煮と味付きタイプがありますが、ふだん料理をよくする人なら、水煮タイプを常備しておくと、色々なメニューに使えて便利ですよ。逆に、あまり使い慣れていない人は、味付きタイプから試してみてください。ただし、味噌や醤油味などの味付き缶はそのまま食べられるよう、しっかり調味されているものが多いため、調理に使う場合は、調味料を控えめにして、最後に味を調整すれば、味が濃すぎるという失敗はありませんよ。

今回はサバ缶を使ったレシピを紹介していますが、イワシ缶などお好きな缶詰でも同様に作れるので、気軽に挑戦してみてくださいね。

サバ缶と白菜のとろみ煮の材料と作り方

【材料/2人分】

サバの水煮缶…1缶
白菜…1/8個(約200g)
醤油…大さじ1
酒…大さじ1
みりん…大さじ1
すりおろし生姜…小さじ1/2
水と缶詰の汁を合わせて…50mlほど
ゴマ油…少々
水溶き片栗粉…適量(片栗粉…小さじ1、水…大さじ1で混ぜておく)
九条ねぎや万能ねぎ…適量

【作り方/15分】

【1】小鍋に食べやすいサイズに切った白菜、一口大にほぐしたサバの水煮缶の具、缶詰の汁と水を合わせて50mlほど、醤油、酒、みりん、すりおろし生姜を入れ、ふたをして弱〜中火にかける。

サバ缶と白菜のとろみ煮の材料と作り方

具と調味料を小鍋に入れ、火にかけるだけのお手軽メニューです。

【2】白菜がくったりしてきたら、水溶き片栗粉を加えて混ぜ、とろみをつける。

【3】お好みでゴマ油をたらし、斜め切りにした九条ねぎをふって出来上がり!

【アレンジ】

アレンジするなら、サバの味噌煮缶を使って同様に作ってみましょう。缶詰の味噌味を活かすため、調味料は缶詰の汁と魚臭み消しの料理酒だけでOK。仕上げに小口切りにした長ねぎとラー油をかけて出来上がり!

サバ缶と白菜のとろみ煮の材料と作り方

使用する缶詰によって、調味料の種類や量はお好みで調整してください。

お酒に合わせた、サバ缶と白菜のとろみ煮のアレンジ

ビールに合わせるなら

すりおろし生姜をニンニクに代え、出来上がりに黒胡椒をふって。

日本酒に合わせるなら

食べる際にゆず胡椒や七味唐辛子でアクセントを加えてみましょう。

白ワインに合わせるなら

調味料の酒を白ワインに代え、風味づけにローズマリーやローリエを加えて煮てもよいですね。

ライタープロフィール

野口英世

料理研究家、フードスタイリストとして、テレビや雑誌、新聞、広告などで活躍中。無理や無駄のない、作り手重視の効率的なレシピとスタイリングアイデアが人気となっている。近著は「turkフライパンクックブック」「使いやすい台所道具には理由がある」(共に誠文堂新光社)など。

おすすめ情報

関連情報