【3級】ビア検(日本ビール検定)予想問題!回答と解説編

【3級】ビア検(日本ビール検定)予想問題!回答と解説編

ビア検(日本ビール検定)の予想問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。

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問1(予想問題3級-009)

問題

1994年に実施された規制緩和を契機に「地ビール解禁」となったが、具体的数値で示された「2,000klから60kl」に変更されることになったものは何か。次の選択肢より選べ。

(a)ビールの製造に使用する麦芽の年間使用量
(b)ビールの年間最低製造数量
(c)ビールの製造に必要な仕込み水の年間使用量
(d)ビールの製造時に排出される二酸化炭素の年間排出量

正解

(b)ビールの年間最低製造数量

解説

規制緩和前の年間最低製造数量2,000klのビールとは、350ml換算で年間約570万本の規模であり、ビール製造業者の新規参入は実質不可能でした。規制緩和後に年間60klに下がったため、新規にビール製造免許を取得する事業者が増え、地ビールブームがおきました。
*尚、発泡酒製造免許の年間最低製造数量は6klです。現在、クラフトビールを製造しているブルワリーの中には、まず発泡酒製造免許を取得し稼働しているブルワリーも多くみられます。
*日本ビール検定公式テキスト[2024年4月改訂版] P.103

問2(予想問題3級-010)

問題

日本最初の缶ビールは1958(昭和33)年にアサヒビールから発売された。当時の缶ビールはどのようにしてビールを飲んでいたか。正しいものを次の選択肢から選べ。

(a)缶の上部のふたに缶切りで2ヶ所穴をあけて飲んだ
(b)缶の上部のふたを右にひねるとふたが外れ飲むことができた
(c)缶は王冠で栓をしていたため、栓抜きで栓を抜き飲んだ
(d)缶の上部のふたの中心部を強く押すとふたがはずれ飲むことができた

正解

(a)缶の上部のふたに缶切りで2ヶ所穴をあけて飲んだ

解説

当時の缶ビールは3ピース構造で、①上ぶた ②胴 ③底ぶた の部分で構成されていました。上部のふたには、穴や飲み口となる部分はなかったため、缶切りで穴を2ヶ所空けて缶の中のビールを飲んでいました。当時は、穴あけ専用の缶切りが1ヶ5円で、酒販店で販売されていました。
*日本ビール検定公式テキスト[2024年4月改訂版] P.108

(予想問題は、たのしいお酒.jp編集部のペールエール伊東のオリジナル問題です)

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