【お酒の銘柄 漢字クイズ】奈良県の日本酒編 〜回答と解説〜

【お酒の銘柄 漢字クイズ】奈良県の日本酒編 〜回答と解説〜

たのしいお酒.jpがお届けする難読銘柄の漢字クイズ!奈良の日本酒編の回答です。さて、あなたはいくつ正解できましたか?

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1. 三諸杉(みむろすぎ)

三諸杉は「みむろすぎ」と読みます。

今西酒造は、奈良・三輪に現存する唯一の酒蔵で、「三諸杉」という銘柄で酒造りを続けています。

三諸杉の名は、古くから三輪山を「三諸山」と呼んでいること、三輪山の古名「三諸山」と「杉」には神が宿るとされることから命名されました。

醸造哲学は「清く、正しい、酒造り」。十四代目社長の今西将之さんが率いる近年は非常に高評価を獲得しており、一躍全国区の人気銘柄になりました。特約店限定流通品で「みむろ杉」というブランドも人気となっています。

蔵元名:今西酒造株式会社
所在地:奈良県桜井市大字三輪510番地

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2. 鷹長(たかちょう)

鷹長は「たかちょう」と読みます。

油長酒造は、関ヶ原の合戦時代から続く老舗蔵元で、300年の歴史を誇ります。長きにわたり「鷹長」の銘柄で知られましたが、現在は1998年に誕生した新銘柄「風の森」が超人気銘柄になり、そちらでご存じの方が多いかと思われます。

鷹長は、戦国時代に確立された菩提酛造りの技法を継承し、奈良の伝統的な清酒文化を伝える銘柄です。

鷹長に使われている菩提酛造りの品質の良さは、織田信長も賞賛したと言われています。

蔵元名:油長酒造株式会社
所在地:奈良県御所市1160番地

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3. 櫛羅(くじら)

櫛羅は「くじら」と読みます。

千代酒造は、地元産の水や米の魅力を活かした酒造りが特徴です。明治6年(1873年)の創業当初から、100年以上にわたって蔵と同名の「千代」という銘柄を醸してきましたが、近年になって新たな酒造りに挑戦。1995年に「櫛羅」、1999年に「篠峯」を開発しました。

櫛羅は、瓶燗火入れによる上品な吟醸香が特徴の「純米吟醸酒」、凝縮された旨味がたのしめる「純米吟醸 中取り生酒」、シャープな味わいの「純米酒」、なめらかな口当たりが魅力の「純米 無濾過生原酒」の計4種類をラインナップしています。

櫛羅の銘柄名は、もともと葛城山のふもとの一帯を指す地名「櫛羅」から命名されています。「気候、土、水、米、すべての面で櫛羅の風土を映し込んだ酒を造りたい」との想いが込められています。

蔵元名:千代酒造株式会社
所在地:奈良県御所市大字櫛羅621番地

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4. 嬉長(きちょう)

嬉長は「きちょう」と読みます。

上田酒造は、初代から400年以上にわたって酒造りを続けています。生駒の名水と国産米を使用し、「生長」や「嬉長」といった銘柄で親しまれています。至極の精米歩合による仕込みから丹精こめて造られた名酒は、「唯一無二の酒」と自負しています。

嬉長は、奈良県生駒市の名水と「山田錦」や「露葉風(つゆはかぜ)」を使用し、伝統技術で丁寧に醸されています。

嬉長の銘柄名は、嬉しい事が長く続くようにとの願いから名付けられました。

蔵元名:上田酒造株式会社
所在地:奈良県生駒市壱分町866番地1

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5. 金鼓(きんこ)

金鼓は「きんこ」と読みます。

大倉本家は1896年に創業し、昭和7年頃には奈良県神社庁の委託を受け、「御神酒」造りが始まりました。原料米の入手が困難な戦時中においても、品質第一の酒を提供しました。平成12年から3年間休蔵を経て再開し、地酒専門店と協力しながら、伝統技法と自家栽培米で質の高い酒造りに励んでいます。

金鼓は奈良の二上山の麓で誕生し、その味は創業以来守り続けてきた秘技「山廃仕込み」で形成されています。

金鼓の銘柄名は、金鼓の銘柄名は、初代が「まんざいのいおうてうてやきんつづみ」というフレーズから名付けました。3代目のラベルは松下紀久雄先生の描き下ろしで、太夫と才蔵の親しみ深い表情が特徴です。

蔵元名:株式会社大倉本家
所在地:奈良県香芝市鎌田692

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