【3級 】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編

【3級 】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編

ビア検(日本ビール検定)の過去問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。

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問1 ビールの製造工程

問題

主発酵工程が終了し、貯酒タンクで熟成させる前のビールを何というか、次の選択肢より選べ。(2016年)

(a)未ビール
(b)初ビール
(c)若ビール
(d)無濾過ビール

正解

(c)若ビール

解説

2012年、2013年、2014年、2016年に出題された問題です。2016年の正答率は98%もありました。
主発酵(前発酵)によってできたビールは「若ビール」と呼ばれ、味わいが粗く、未熟な香りなどを含んでいます。熟成・貯酒(後発酵)により、香味が整えられます。

問2 ビールの仕込工程について

問題

ビールの仕込工程において行なわれる麦汁煮沸で生成される、タンパク質を主とした凝固物を何というか、次の選択肢より適切なものを選べ

(a)マイシェ
(b)ブルッフ
(c)タンニン
(d)シュタイン

正解

(b)ブルッフ

解説

麦汁煮沸で生成されるタンパク質を主とした凝固物をブルッフといいます。昔の醸造技術者はブルッフの生成状態だけを見て、煮沸の適正な時間を判断していたそうです。

問3 上面発酵ビールに関する説明

問題

上面発酵ビールに関する説明として誤っているものを、次の選択肢より選べ。(2017)

(a)下面発酵より発酵温度が低い
(b)下面発酵より発酵期間が短い
(c)下面発酵より歴史が古い
(d)豊かな味わいと香りが特徴

正解

(a)下面発酵より発酵温度が低い

解説

上面発酵では、15℃~25℃で3~5日の発酵期間、下面発酵では、10℃前後で1週間~10日ほどの発酵期間となります。
常温に近い温度で醸造する上面発酵のほうが歴史の古い製法です。
(出典:2022年5月改訂版公式テキスト30ページ)
上面発酵ビール(エールビール)は、豊かな味わいと香りが楽しめるのが特徴です。
(出典:公式テキスト58ページ)

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