【1級 vol.5】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編
ビア検(日本ビール検定)の過去問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。
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問1 ドラゴンハーブヴァイスの秘密
問題
2019年4月から限定販売された「ドラゴンハーブヴァイス」は、田沢湖ビールが自社の「バイツェン」をベースにして、ある企業と開発したコラボ商品である。その相手企業の主力商品を次の選択肢より選べ。
(a)正露丸
(b)仁丹
(c)龍角散
(d)命の母
正解
(c)龍角散
解説
この商品は2018年4月の酒税法改正で使用できる副原料が拡大されたことにより実現したビールで、副原料に地元秋田産のハーブ(龍角散に使用されるハーブパウダー)を使用しています。
(出典:日本ビール検定 公式過去問題集[2級・1級]2021年版)
問2 英国科学雑誌「nature」によるビールの将来への懸念
問題
2018年10月の英国科学雑誌「nature」誌の記事を受けて、「数年後にビールが飲めなくなる?」といったニュースが日本でも報道された。その主な理由を次の選択肢より選べ。
(a)世界的なアルコール規制の強化
(b)AIの進歩による労働者の所得水準の低下
(c)欧米における水資源の枯渇
(d)地球温暖化による大麦収穫量の減少
正解
(d)地球温暖化による大麦収穫量の減少
解説
「地球温暖化によって大麦の生産に影響があると、ビールの生産量が減少し、価格が2倍になる可能性がある」といったレポートが2018年10月15日付で「Nature Plants」誌に掲載されました。
(出典:日本ビール検定 公式過去問題集[2級・1級]2021年版)
問3 「Stammtisch」(シュタムティッシュ)とは何か
問題
ドイツのビアホールにおいて「シュタムティッシュ」とは何か、次の選択肢より選べ。
(a)常連客の自分専用のジョッキ
(b)常連客の席
(c)常連客の会員証
(d)常連客に出すつまみ
正解
(b)常連客の席
解説
ドイツの伝統的なビアホールで「Stammtisch」(シュタムティッシュ)と書かれていたらそこは常連客の専用席です。普通のお客さんも座れますが常連客が来たら席を譲るのがルール。ミュンヘンの有名ビアホール「ホフブロイハウス」では、常連になるには常連客の推薦が必要で、審査や順番待ちで2-3年もかかるそうです。
(出典:日本ビール検定 公式過去問題集[2級・1級]2021年版)