世界初!ブルゴーニュワイン委員会が、シャブリワインをイメージした楽曲「シャブリ・シンフォニー」を発表
ブルゴーニュワイン委員会(※1)が、シャブリワインをイメージした楽曲「シャブリ・シンフォニー」を発表。5月に開催された試飲会&コンサートにてお披露目となりました。
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シャブリワインの魅力を“音楽”で表現
は、フランス東部のブルゴーニュ北部が原産地となる、単一ブドウ品種「シャルドネ」で造られるワインのこと。生産地となるシャブリ地区には4段階のアペラシオン(※2)があるのも特徴。その純粋さやミネラル感は、日本のワインファンに愛され続けています。
これまでブルゴーニュワイン委員会は、写真家、宝石商、デザイナー、映像作家などと共に、シャブリワインを味わったときの感覚や感情を作品として表現してきましたが、2022年は、日本でのプロモーションの一環として「音楽」での表現を世界で初めて実現。シャブリワインの4つのアペラシオンが持つ個性や豊かさを、聴覚、嗅覚、味覚から感じ取り、シャブリワインの真髄を体感してほしいという思いが込められているといいます。
松波匠太郎氏作曲の 「シャブリ・シンフォニー」は、それぞれの独立した短い4曲で構成され、それぞれに各アペラシオンの名前が付けられた四重奏。
表情の異なる4つのアペラシオンの違いを表現した楽曲の旋律や音色の特徴を、シャブリワインを味わいながらたのしんでみてはいかがでしょうか。
※1…ブルゴーニュのすべての生産者、協同組合、ネゴシアンをまとめている、フランス政府に認められた職業組織
※2…フランスにおける法律に基づいた原産地の呼称
4つのアペラシオン、4曲からなるシャブリの「組曲」
今回の楽曲作成の際に試飲されたワインは、こちらの4つのアペラシオンからなる4種のワイン。それぞれのアペラシオンの特徴が1曲ずつに表現され、4曲からなる組曲となって届けられます。
1曲目「アペラシオン:プティ・シャブリ」
ポートランディアン期の石灰質土壌、若いうちが飲み頃
他のアペラシオンの「末娘」の位置づけです。燃えるような、でもちょっと無茶をする。この勢いが組曲全体を牽引していきます。
2曲目「アペラシオン:シャブリ」
大部分は、キンメリジャンの石灰質土壌の斜面に植えられ、純粋さ、爽やかさとミネラル感が特徴
テンポはモデラート(中くらい)で安定しています。より「クラシック」な雰囲気で、親しみやすいピアノで表現。「末娘」のプティ・シャブリより大人しい曲調です。
3曲目「アペラシオン:シャブリ・プルミエ・クリュ」
シャルドネが、個性豊かなクリマ(※3)を表現するワイン
落ち着いたテンポの中、複雑に絡み合う弦を背景に、クラリネットの滑らかな旋律が歌われます。
4曲目「アペラシオン:シャブリ・グラン・クリュ」
スラン川右岸の、主に南や南西向きの日当たりのいい急斜面で、優美なワインになる条件がそろっている。
落ち着きの中にも威厳があり、チェロの持続に支えられ、曲は力強く奏でられます。ここまでのテーマが随所に散りばめられ、組曲全体のフィナーレを華々しく飾ります。
※3…ブドウ畑の栽培区画
「シャブリ・シンフォニー」ご鑑賞はこちらから!
「シャブリ・シンフォニー」はこちらからお聴きいただくことができます。
ぜひ、おいしいシャブリワインとともにおたのしみください!
>> 「シャブリ・シンフォニー」ご鑑賞ページ
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