【1級 vol.2】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編
ビア検(日本ビール検定)の過去問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。
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問1 ビールに関する映画
問題
過去に実際に起こった巨大ビール企業経営者の誘拐事件をモデルにした映画が2015年6月に公開された。その作品を次の選択肢より選べ。(2015年)
(a)カールスバーグ 誘拐の代償
(b)ギネスビール 誘拐の代償
(c)ハイネケン 誘拐の代償
(d)バドワイザー 誘拐の代償
正解
(c)ハイネケン 誘拐の代償
解説
1983年11月、オランダ・アムステルダムで実際に起きたハイネケン経営者の誘拐事件をモデルにした映画。2015年に日本でも公開されています。原作は犯罪ジャーナリストのピーター・R・デ・ヴリーズ、主演はアンソニー・ホプキンスです。
問2 ドイツ発祥のビール
問題
以下の①~④のビアスタイルの内、ドイツ発祥のものはいくつあるか、次の選択肢より選べ。
① へレス
② セゾン
③ ケルシュ
④ バーレイワイン
(2016年)
(a)1つ
(b)2つ
(c)3つ
(d)4つ
正解
(b)2つ
解説
正答率70%の問題です。
ヘレスはドイツ・ミュンヘン、ケルシュはドイツ・ケルンが発祥のビールです。セゾンはベルギー、バーレイワインはイギリスが発祥です。
問3 日本初のビアガーデンについて
問題
日本初のビアガーデンは1875(明治8)年に開業したといわれているが、この開業に携わった人物を次の選択肢より選べ。
(2016年)
(a)ウィリアム・コープランド
(b)トーマス・グラバー
(c)馬越 恭平
(d)村橋 久成
正解
(a)ウィリアム・コープランド
解説
1870(明治3)年、アメリカ人のウィリアム・コープランドが横浜の外国人居留地にスプリング・バレー・ブルワリーを創業。製品の評判も高く販路を拡大していきます。1875(明治8)年には、日本初といわれるビアガーデンを開業します。しかし同社は1884年(明治17)年に破産。翌年、この跡地に香港法人ジャパン・ブルワリー・カンパニーが設立します。
同社はキリンビールを発売。1907年(明治40)年に麒麟麦酒に経営を引き継ぎます。
選択肢(c)の馬越恭平は、1899(明治32)年、日本初のビヤホール「恵比寿ビールBeer Hall」を現在の銀座8丁目に開業した人物です。