【3級 vol.3】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編
ビア検(日本ビール検定)の過去問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。
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問1 ビールの原料
問題
麦の種子を発芽させ、高温で乾燥させたビールの原料を何というか、次の選択肢より適切なものを選べ。(2012年)
(a) 麦麹
(b) 麦芽
(c) 麦粉
(d) 麦種
正解
(b) 麦芽
解説
基本問題です。大麦を発芽させて“麦芽”をつくる工程を「製麦」といいます。大麦の中のデンプンを糖に分解する酵素をつくったり、大麦の成分を酵素で分解されやすい状態に変化させたりするのが「製麦工程」です。製麦という名称や目的と共に覚えておきましょう。
問2 ビールにゆかりがある観光名所
問題
1885(明治18)年創業のジャパン・ブルワリー・カンパニーの経営陣で、長崎の邸宅が今日でも観光名所であるのは誰か、次の選択肢より選べ。(2016年)
(a) シーボルト
(b) トーマス・グラバー
(c) 岩崎 弥之助
(d) 大倉 喜八郎
正解
(b) トーマス・グラバー
解説
キリンビールが発売される3年前の1885(明治18)年にジャパン・ブルワリー・カンパニーが設立されました。株主や経営陣には、長崎のグラバー邸で有名なトーマス・グラバーや三菱財閥の岩崎弥之助などが名を連ねました。
問3 ビールを使ったカクテル
問題
ビールをつかったカクテルを、次の選択肢より選べ。(2015年)
(a) キール・ロワイヤル
(b) シャンディガフ
(c) スプモーニ
(d) マルガリータ
正解
(b) シャンディガフ
解説
シャンディガフは、ビールとジンジャーエールを1:1で割ったビールベースの定番カクテルです。生姜の風味が爽やでビールの苦味も柔らかな味わいが特徴です。ちなみにキール・ロワイヤルは、シャンパン(もしくはスパークリング・ワイン)とカシス・リキュールで作るカクテル。スプモーニは、カンパリにグレープフルーツジュースとトニックウオーターで作るカクテル。マルガリータは、テキーラにホワイト・キュラソーとレモンジュース(もしくはライムジュース)で作るカクテルです。