世界初!風味を言語化する日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」登場
嗅覚のデジタライゼーションによって新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC(東京都渋谷区)から、世界で初めて日本酒の風味を言語化する“日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」”が公開されました。
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目次
日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」とは?
「KAORIUM for Sake」は、セントマティックが開発した香りと言葉を変換するAIシステム「KAORIUM(以下、カオリウム)」を活用し、日本酒の風味を言葉とともに味わうという、新しい飲食体験を提供するサービス。膨大なインターネット上の言語表現と、人々の香りの感じ方を学習したという「KAORIUM」に、日本酒の風味情報とユーザーの1万以上の感性データや酒ソムリエ・赤星慶太氏の感性を融合させることで、日本酒ソムリエAIとして進化させたといいます。
日本酒が持つ「すずしげ」「ふくよか」「あたたかみ」の3要素のバランスとともに、香りや印象、また情景に喩えた様々な言語表現のデータベースを結びつけることで、特徴を言葉として見える化。
これまで、情報収集に限界があったお酒の風味や特徴を効率的に把握できるようになると共に、「KAORIUM for Sake」によって可視化された“香り”を目にする前と後では日本酒自体の味の感じ方に変化が生まれ、お酒の具体的なイメージが湧くといいます。それにより、自分好みのお酒を選びやすくなるといった、これまでにない新しい飲食体験をすることができそうですね。
横浜髙島屋に新規出店したBAY-ya(ベイヤ)が「KAORIUM for Sake」の初導入店舗に!
KAORIUM for Sake」の初導入店舗となる「BAY-ya(ベイヤ)」が、横浜髙島屋の地下食料品フロアに新たに誕生した「フーディーズポート」内で2020年12月にオープンしています。フーディーズポートは、「日本初」「横浜地区初」「百貨店初」が集結した新しい食のエンターテイメント空間となっており、そこに出店した「BAY-ya(ベイヤ)」内で「KAORIUM for Sake」が、どんな活躍をするのか期待が膨らみます。また、2021年1⽉に、⾚星氏が新宿に新たにオープンする⽇本酒バル「AKAKUMA」にも導⼊予定となっており、「KAORIUM for Sake」の今後の展開に注目です。
十人十色である香りの感じ方を他の人と共有
KAORIUM for Sakeは感じた言葉をタップすることでAIが学習し、さらに進化していくそうで、その十人十色である香りの感じ方を他の人と共有することで、また新たな体験を提供してくれそうです。
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画面イメージ
【関連URL】
・セントマティック公式HP
・KAORIUM for Sakeについて
・KAORIUMのその他プロジェクトについて
記者発表会では、田村淳さんと堀田茜さんが「KAORIUM for Sake」による 利き酒を体験
「KAORIUM for Sake」のローンチ記者発表会が12月9日(水)に開催され、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんとモデル・女優として活躍する堀田茜さんがKAORIUM for Sakeを実際に体験。
出典 https://prtimes.jp普段からお酒は大好きという田村さんと、好きだけどあまり日本酒は詳しくない、という堀田さん。まずは何も見ずに日本酒「伝心」を一口、その後「KAORIUM for Sake」によって言語化された、伝心の香り要素を見てもう一口。
「(KAORIUM for Sakeを)見ながら飲むと全然違う!脳と一体化するってこういうことなんですね」と、初めての体験に思わず声をあげてしまう堀田さんの姿も。「これは飲食店に普及したら食事が楽しくなりますね」と感嘆する田村さん。
ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん
モデル・女優の堀田茜さん
SCENTMATIC(セントマティック)会社概要
香りを言語化するAIシステムを用いて、あらゆるものに“情緒的な体験価値”をプラスできる、共創型の香りのビジネスデザイン集団として2019年に設立。セントマティックが取り組むのは「嗅覚のデジタライゼーション」。五感の中でも最も未知な領域であった「嗅覚」に着目。個人の感覚の違いにより、これまで他者へのイメージ伝達が難しく、明確な指標が存在していなかった「香り」を言語化するAIツール「KAORIUM」を開発。
SCENTMATIC株式会社
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