進化し続けるサワーカルチャーを総まとめしたムック本「レモンサワーの教科書」

進化し続けるサワーカルチャーを総まとめしたムック本「レモンサワーの教科書」

枻(エイ)出版社より、ムック「レモンサワーの教科書」が発売されました。今や国民的アルコール飲料であるレモンサワーの歴史、そして「いま」を解き明かす一冊となっています。

  • 更新日:

終戦直後に生まれたシンプルなサワーが、やがて日本のスタンダードに

終戦直後に生まれたシンプルなサワーが、やがて日本のスタンダードに

レモンサワーは、戦後間もない物資不足の時代、東京のとある酒場で偶然生まれたアルコール飲料。作り方は焼酎の炭酸割りにレモンをしぼるだけという、いたってシンプルなこの飲み物は、いつしか大衆酒場のスタンダードとなり、長年、呑んべえたちに愛されてきました。

時は流れ、令和の時代。手軽な缶チューハイの普及もあり、「おじさんの飲み物」だったレモンサワーは、やがて若者たちも好んで飲む1杯に変わりました。本書は、そんなサワーの歴史を振り返ると共に、変わりゆくサワーの“今”を徹底的に紐解く、今までにない「レモンサワーの教科書」です。

レモンサワーの名店の数々を紹介

<紹介店舗> もつ焼きばん(祐天寺)、素揚げや(小岩)、ふくふく(桜木町)、是屋(北千住)、食堂とだか(五反田)、タイ屋台ラオラオ(恵比寿)、埼玉屋(東十条)、usubane(自由が丘)、U.TOKYO(不動前)

「レモンサワーにダイバーシティを!」と題し、輪切りにした凍結レモンがグラスにそそり立つという独特なビジュアルのサワーを提供する、桜木町ぴおシティの「立ち呑み処ふくふく」など、タイプ別(元祖・氷結・すりおろし・シャリシャリ・カクテルインスパイア)に名店が紹介されています。

<紹介店舗>
もつ焼きばん(祐天寺)、素揚げや(小岩)、ふくふく(桜木町)、是屋(北千住)、食堂とだか(五反田)、タイ屋台ラオラオ(恵比寿)、埼玉屋(東十条)、usubane(自由が丘)、U.TOKYO(不動前)

さらには、趣向を凝らしたクラフトサワーを提供している東京・大阪・京都の名店7店舗も取材。フルーツ・梅干し・野菜サワーなど、最先端のクラフトサワーの制作秘話を知ることができます。

さらには、趣向を凝らしたクラフトサワーを提供している東京・大阪・京都の名店7店舗も取材。フルーツ・梅干し・野菜サワーなど、最先端のクラフトサワーの制作秘話を知ることができます。

知られざるレモンサワー史を紐解く「そのとき、サワーの歴史は動いた」

知られざるレモンサワー史を紐解く「そのとき、サワーの歴史は動いた」

今や全国民の間に浸透したレモンサワー。しかし、その発展の歴史はあまり知られていません。本書では、「レモンサワー史」においてエポックメイキングとなった店舗や出来事を、物語コラム4回分にまとめて紹介。

Vol.1 レモンサワー発祥の地を訪ね、祐天寺。~もつ焼きばん~
Vol.2 新宿ゴールデン街に佇む、レモンサワーの名店。~the OPEN BOOK~
Vol.3 関西サワーのプロトタイプ「純ハイ」は、タカラcanチューハイの原型。~ヨネヤ梅田本店~
Vol.4 令和になっても愛される、バイスサワーの秘密は大田区の町工場に。~コダマ飲料~

サワーのプロ・レモンザムライ氏による「レモンサワー解体新書」

サワーのプロ・レモンザムライ氏による「レモンサワー解体新書」

飲むレモンサワーは年間1000杯以上、瀬戸内海産のレモンをPRする「尾道せとだレモン大使」も務める「レモンザムライ」氏。「マツコの知らないレモンサワーの世界」にも出演し話題となった同氏が、レモン・酒・炭酸水という、レモンサワーを構成する3要素をそれぞれ徹底解説します。これを知っているだけで、自宅で飲む「おうちレモンサワー」が格段においしくなります。

店舗案内はもちろんのこと、「おうちレモンサワー」のシチュエーションを想定したレモンサワーレシピ・おつまみレシピのほか、各メーカーの販売している缶チューハイの飲み比べも収録されています。

さらには、文壇界屈指の酒飲みとして知られ、「酒道入門」などの著書もある小説家の島田雅彦氏など、サワーを愛する人々による書き下ろしエッセイも収録。様々な角度からサワーについて学び、楽しめる一冊となっています。

「レモンサワーの教科書」概要

<サイズ>
B5

<本体価格>
1,000円+税
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。

<発売日>
2020年1月29日

購入はこちら

おすすめ情報

関連情報

カクテルの基礎知識
広告掲載について

ビア検(日本ビール検定)情報

イベント情報

おすすめ情報

Ranking ランキング

おすすめの記事