ワインの包み方を工夫して安全に&センスよく!
「ワインの包み方」とひとくちにいっても、ギフトや手土産、単に運搬のためなど目的は幅広く、それぞれに適した方法や包装資材があります。せっかく選んだ大切なワイン。演出や保護のためなど、目的に合わせて、包み方にひと工夫してみませんか?
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ワインの包み方1:センスよく包んでギフトに
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ワインの包み方にこだわりたいのが、大切な人へのプレゼント。美しくラッピングされたワインは、単に包装されただけのワインよりも、相手に喜ばれることウケアイです。
そこで、包装紙1枚だけでできる比較的簡単な包み方を紹介します。
使う包装紙は、やわらかく包みやすい「クレープ紙」がおすすめ。やわらかいシワ加工が入っているため、折りジワが目立ちません。
包装紙のサイズは余裕を見て、上部はビン口から10センチメートルほど、下部はビンの直径プラス少し長めにとります。
包み方は、まず、広げた包装紙の上にボトルを寝かせて、ボトルに包装紙を巻きつけます。巻き終わったら、下部は、包装紙の合わせ目に切りこみを入れ、そこからタック(ひだ)を寄せながら、包装紙をビン底に折りこみます。最後に中心をテープで留めます。
ビン口から上部は、筒状の両端にマチを作り、平たくしてボトルの後ろ側に倒します。ボトルの首部分に好みのリボンをかけてできあがりです。
ワインの包み方2:もち寄りは粋に&安全に包もう
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ワインの包み方で比較的ポピュラーなのが、風呂敷で包む方法。
丸みのあるワインボトルは、包装紙で包むとシワができやすいものですが、風呂敷ならシワも目立ちにくく、デザインも粋なので、見栄えがします。
もち寄りのホームパーティや、ちょっとした手土産にピッタリの包み方です。
ワインを包む場合、風呂敷のサイズは、一辺70センチメートルほどが目安。素材は、綿やポリエステルのやわらかい生地がおすすめです。
色柄は、洋風・和風いずれでも、好みや持参するシーンに合わせて選んでみてください。
定番の包み方を紹介します。まず、ボトルを風呂敷の対角線よりも少し手前に寝かせて、奥へと転がしながら風呂敷を巻きつけます。
次に、ビン口側とビン底側の風呂敷の端を交差させてから、ボトルの胴回りに巻きつけて、先端をしっかりと結びます。
風呂敷の端を交差させた際にできた上部の輪は、持ち手として使うことができて機能的です。
ワインの包み方3:破損防止には気泡緩衝材を活用
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ワインの包み方のなかでも、単に破損を防ぐためなら、「プチプチ」の呼び名でおなじみの気泡緩衝材を使うのが一般的。商品名は、「エアキャップ」や「エアマット」などさまざまですが、100円ショップやホームセンターなど身近なショップで手に入れやすく、荷物の梱包に活用している人も多いでしょう。
ワインを包む場合、気泡緩衝材のサイズは、縦がボトルの高さプラス20センチメートルほど、横はボトルの胴回りの約2倍と、余裕をとります。
よく気泡緩衝材で包むときに迷うのが、つるつるした面と凹凸のある面、どちらを内側に向けるのかということ。どちらでも緩衝性は同じですが、つるつるした面を外側にしたほうが、テープをつけやすく作業がはかどります。
包み方は、ワインボトルに気泡緩衝材をくるくると巻きつけ、ビン口とビン底の部分を手前に折り、テープでしっかりと固定します。
手間をかけずに梱包したい場合は、お酒のボトルがすっぽり入るエアキャップ袋やエアクッションなど、市販のボトル梱包専用袋を活用すると便利。ネットショップなどで手に入れることができます。
※「プチプチ」は、川上産業株式会社の登録商標です。
ワインの包み方は、紹介したほかにもバリエーションが豊富。包むだけでなく、ギフト用の化粧箱や運搬用のダンボールを使う方法もあります。用途や目的ごとに、グッズ選びもたのしんでみてはいかがでしょう。