ワインとケーキの絶妙なマリアージュ! 大人のスイーツのたのしみ方

ワインとケーキの絶妙なマリアージュ! 大人のスイーツのたのしみ方
出典 : Barnaby Chambers/Shutterstock.com

ワインとケーキのマリアージュは、贅沢な大人のスイーツのたのしみ方。ケーキにもワインにも、さまざまな種類がありますが、組み合わせ次第で絶妙なおいしさを引き出してくれます。ここでは、ケーキとワインのベストな組み合わせを紹介します。

  • 更新日:

「甘いもの」に「甘いワイン」が基本

「甘いもの」に「甘いワイン」が基本

Anapalana/Shutterstock.com

ワインとケーキというと、意外な組み合わせに感じるかもしれませんが、大人のスイーツのたのしみ方として、ひそかな人気を集めています。

ワインのマリアージュは「風味や味の似たものを合わせる」のが基本。よって、甘いケーキには、やはり甘いワインを合わせるのが一般的です。
なかでもスイーツのお供として定番なのが、「デザートワイン」と呼ばれるブドウの甘味を凝縮した甘口ワインです。

デザートワインには、アイスワイン、貴腐ワイン、遅摘みワインなど、いくつかの種類があります。それぞれ製造方法が異なるため、「甘口」は共通でも味わいは異なります。実際に飲みくらべて、自分にぴったりのワインを探すとともに、ケーキとの相性を確かめてみてください。

ワインに合わせてケーキをチョイス

ワインに合わせてケーキをチョイス

Evgeny Litvinov/Shutterstock.com

ワインとケーキのマリアージュをたのしむうえで大切なことは、ワインと合う素材のケーキを選ぶことです。

たとえば、シャンパンにはイチゴがとてもよく合います。イチゴのショートケーキやタルトなど、イチゴを使ったケーキを添えれば、甘口のシャンパンにはピッタリです。

しっかりしたボディの赤ワインには、ガトーショコラやダークチョコレートを使ったビターなケーキが好相性。チョコレートも赤ワインもポリフェノールを含んでいて、共通の味わいがあるためです。ビターな味わいがたのしめるので、甘すぎるのは苦手という人におすすめです。

さわやかでフルーティな甘口の白ワインには、チーズケーキが合います。チーズケーキの一般的なレシピではレモン汁を入れるため、柑橘系の香りやほのかな酸味があり、フルーティなワインと相性がいいのです。アップルパイやフルーツタルトなど、フルーツ系のスイーツとの組み合わせもおすすめです。

ケーキやスイーツに合う万能ワインは?

ケーキやスイーツに合う万能ワインは?

Silberkorn/Shutterstock.com

ケーキごとのワインとの相性を見てきましたが、ケーキやスイーツの種類はじつに多種多様なので、それぞれに合ったワインをつねに用意しておくのは難しいもの。どんなケーキにも合わせやすい、万能的なワインはないものでしょうか?

さまざまな種類のケーキと合わせやすく、ケーキの個性やおいしさを引き立ててくれるワインとしては、甘さを控えたアルコール度数低めのものをおすすめします。
たとえばリンゴを使用した中甘口のスパークリングワイン「シードル」や、白ワインの「リースリング」などは、比較的どんなスイーツにも合わせやすいといえるでしょう。
これらワインを常備しておけば、一本で多くのスイーツにも対応できるので重宝するでしょう。

ワインとケーキのマリアージュは、組み合わせ次第で意外なおいしさを発見できます。味わいやフレーバーが共通のワインとケーキを組み合わせることがポイントです。自分の好みで、さまざまなマリアージュをたのしんでみましょう。

おすすめ情報

関連情報

ワインの基礎知識