二日酔いにならない、飲み方指南

二日酔いにならない、飲み方指南

喉を潤す冷たいビールのおいしさに、どんどんグラスが進んでしまいます。でも、次の日のことを考えて飲んでいますか? 翌朝目覚めたとき、頭が痛くなったり、気持ちが悪かったりと不快な気分に襲われたら、それが二日酔いです。

  • 更新日:

二日酔いとはどんな状態?

Michael Traitov/ Shutterstock.com

二日酔いの原因は、もちろん飲み過ぎ。肝臓で分解されるアルコールは、アルコール脱水素酵素(ADH)などの働きによって、アセトアルデヒドに変換されます。通常だと、アセトアルデヒドはアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって分解され無害化されます。しかし、分解能力が下まわると血液中のアセトアルデヒド濃度が高くなり、頭痛や吐き気、胸やけ、胃痛といった二日酔いの症状を引き起こすのです。アセトアルデヒドの分解能力には個人差があるため、自分の飲む適量を知らないと二日酔い続きになってしまう場合も。

二日酔いにならないための飲み方

rocharibeiro/ Shutterstock.com

二日酔いにならないためには、ビールに限らず自分が分解できるアルコールの適量を知るのが大切です。また、胃や肝臓への負担を軽減するための飲み方を知る必要があります。

まずは、空腹で飲まないこと。これは、アルコールが胃で吸収されることと関係があります。飲む前に胃に食べ物を入れることで胃の粘膜を保護し、アルコールの刺激で胃壁が荒れることを軽減するといわれています。飲酒しているときは、アルコールによってミネラルやビタミンが失われやすいので、それら栄養素を豊富に含んだ野菜類などを多くとるのも心がけたいですね。

また、体内に入ったアルコールの9割を分解する肝臓はタンパク質を必要とします。そのため、タンパク質豊富な肉類、魚介類、卵類、大豆製品をとるのもいいでしょう。

もちろん、アルコールを分解するためには水分が必須なので、十分な水分を摂ることが前提です。

二日酔いになってしまったときにすること

graphbottles/ Shutterstock.com

飲み過ぎないように気をつけていても、たのしい飲み会では飲み過ぎてしまうことはあるでしょう。二日酔いになったときの対処法も覚えておきましょう。

◆水分を補給する
体内の水分が失われた状態になっているので、水分を多くとりましょう。冷たい水よりも常温のほうが吸収が早くなるメリットがあります。スポーツドリンクは体内に吸収されやすいため、より好ましいといわれています。

◆糖分やビタミンCを補給する
アセトアルデヒドの分解に役立つ糖分やビタミンCを含むものを補給。たとえば、みかんなどの柑橘類を食べるとよいでしょう。

◆胃腸薬を飲む
胃腸が荒れて胃痛や吐き気がある場合には、胃薬が有効です。
※ただし、調子が悪いからといって飲酒直後に頭痛薬などの薬を飲むのは危険です。

◆安静にする
代謝に必要な血液を肝臓に集めておくためにも安静に。入浴や運動は避けましょう。特に入浴は、体内の脱水状態に拍車をかけてしまいます。

自分も含め周りの人が二日酔いになってしまったときには、適切な対処で最悪な気分を少しでも和らげましょう。そして、その反省をふまえ、次に飲酒をするときの飲み方に注意することも忘れないようにしたいですね!

関連情報

What's New! 新着情報

大人の基礎知識

  • ビールの基礎知識
  • 日本酒の基礎知識
  • ワインの基礎知識
  • ウイスキーの基礎知識
  • 焼酎の基礎知識
  • カクテルの基礎知識