赤ワイン入門! これだけは知っておきたいこと

赤ワイン入門! これだけは知っておきたいこと
出典 : successo imagessuccesso images

赤ワインと聞くとなんだか難しく考えてしまうことはありませんか?赤ワインの醸造方法、香りや味わいの表現、スマートな注ぎ方の基本を知っておけばも、もっとおいしく、たのしく飲めることでしょう。

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赤ワインはこうして造られる

Simona Bottone/ Shutterstock.com

赤ワイン造りの特徴は、特有の赤い色(アントシアニン)や渋み(タンニン)を含んだブドウの果皮や種を漬けこんで造ることにあります。まずは、選果した黒ブドウから果皮や種を残したまま果汁を出し、それを発酵タンクに入れてアルコール発酵。発酵中の果汁に浮く果皮を櫂で沈めたり、ポンプでタンク内のワインを循環させたりするなどして、果皮に含まれる香気成分を抽出する「マセラシオン」を行います。

5日~2週間ほどかけて「マセラシオン」が終わったら、乳酸菌の働きによりワインの中のリンゴ酸を乳酸に変える「マロラクティック発酵」という工程を経て、発酵終了後にタンクや樽で熟成。こうして熟成を終えたワインはほとんどの場合濾過処理され、ビンに詰められて完成します。

赤ワインのおいしさを語る用語

Barnaby Chambers/ Shutterstock.com

赤ワインの味わいや色、香りを語るときには、独特の言い回しや用語が使われます。なかでも覚えておきたいのが、ボディという表現。濃厚で重厚な味わいのワインを「フルボディ」、軽めで渋みが少ないワインを「ライトボディ」、その中間を「ミディアムボディ」と呼びます。

このボディを左右する要素はいくつかありますが、そのひとつが「アルコール度数」。アルコール度数が高いほど強く重厚になる傾向があり、逆に低いと、軽い印象になります。

そしてもうひとつが、含まれるタンニンの量です。タンニンはワインの渋み成分ですが、フルボディのワインはこのタンニンが多く、渋みも強いのが一般的。逆にライトボディの赤ワインはタンニンの量が少なく渋みが強くないため、比較的飲みやすいワインといえます。

赤ワインを注ぐときの注意点

Africa Studio/ Shutterstock.com

赤ワインを注ぐときに気を付けたいのが、年代物のヴィンテージワインなどに見られる「澱(おり)」の存在です。この「澱」とは、タンニンやポリフェノール、タンパク質などが結合してできた浮遊物のこと。ワインの成分なので飲んでも害はありませんが、この澱には渋みや苦みがあるほか、舌触りも悪いため、グラスに入り込まないようにするのが基本です。

澱をグラスに入れないために、まず澱を沈めるために2~3日ビンを立てておき、そのあと澱だけがビンの肩口に残るようワインをデキャンタなどに移し替える「デキャンタージュ」という作業を行います。この時気を付けたいのは、せっかく沈んだ澱がビンの中に舞わないよう、ビンを静かに持つこと。また一気にデキャンタに注ぎ込むと、澱も一緒に流れ出してしまいます。慣れないうちは、できるだけそっとデキャンタージュを行うとよいでしょう。

以上、赤ワインの製造方法からグラスへの注ぎ方まで、知っておきたい赤ワインの基本を紹介しました。おいしく赤ワインを味わうために、ぜひ参考にしてくださいね。

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