ワインをはぐくむ奥能登の里山!世界農業遺産に認定された能登のワイナリー
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能登のワイナリーの魅力とは
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何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業を将来に受け継ぐべく認定される「世界農業遺産」。能登は2011年6月に「能登の里山里海」として、この世界農業遺産に登録されました。
世界的に評価されたこの能登の地には、その高い農業技術を生かしてブドウ造りを行うワイナリーが存在します。今回は、世界に通用するワインを生み出すべく日々努力を重ねるワイナリーを紹介しましょう。
新たなチャレンジを続ける「ハイディワイナリー」
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皆月鵜山と千代。輪島市門前町のふたつのエリアで、土づくりにこだわったブドウ栽培を行うハイディワイナリー。栽培品種はメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティヴェルド、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、セミヨン、アルバリーニョの7品種で「200年、300年つづくワイナリーを目指す」という理念を掲げつつ、こだわりのワインを生み出し続けています。
2016年4月には、醸造所そばにフレンチレストラン「ふらんじゅ」がグランドオープン。おいしい料理とともに、醸造所で造られたワインを味わうことができるのが魅力です。
ハイディワイナリーの詳細はこちら
http://heidee-winery.jp/
コンクールで高い評価を得る「能登ワイン」
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ブドウ畑が広がる丘の上にワイン醸造所を持つ「能登ワイン」。ブドウに最も適した土地作りを基本とし、ヤマソーヴィニヨン種を始め、10種を越える赤ワイン種、多彩な白ワイン種などを栽培しています。その畑の広さは、じつに東京ドーム6個分。広大な畑で造られたこだわりのブドウが生み出すワインは、国内外のコンクールでも高い評価を獲得しています。
敷地内には流通している能登ワインの商品を購入できる展示販売スペースがあり、数種類のワイン試飲ができるほか、地元能登の特産品を購入することも可能。蔵コンサートやJAZZコンサート、地元作家の作品展やアートイベントなども行われているので、ぜひ訪れてみてください。
世界農業遺産の畑で造られるブドウが生み出す、能登ワイン。美しい田園風景を眺めながらいただく味わいは、また格別です。能登の地を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ブルーベリーワインやキウイワインも人気「きのみワイナリー」
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能登半島能登町にある「きのみワイナリー」は、ブルーベリーやキウイで造ったワインを生み出すワイナリーです。ブルーベリーワインは、ブルーベリー100%で、酸化防止剤を使っていないところが魅力。摘み取ったブルーベリーの実をよく洗って皮ごと粉砕機にかけ、じっくり発酵させてつくられます。
また、めずらしいキウイワインは、石川県野々市市で生産されキウイを使用して造られた、キウイの酸味と香りをたのしむことができるワイン。このほか、キウイとブルーベリーの両方を使ったキウイベリーワインも生産されており、そのフルーティな味わいが人気を集めています。
きのみワイナリーの詳細はこちら
http://www.notoberry.com/
美しい景色を感じながら味わい能登のワインは格別なおいしさ!できれば、現地で体験してみたいですね。
能登ワインの詳細はこちら
http://notowine.com/