「三杯鶏(サンベイジー)」は、料理で旅気分も味わえる、台湾家庭料理|おつまみレシピ

「三杯鶏(サンベイジー)」は、料理で旅気分も味わえる、台湾家庭料理|おつまみレシピ

【簡単おつまみレシピ】パリッとした皮目が香ばしい鶏肉、お酒に合いますよね。今回は、そのまま食べても、丼仕立てにしてもおいしい鶏肉料理のメニューを紹介します。さっと混ぜたバジルが付け合わせにぴったり。ビールや日本酒、ワインに合わせるアレンジのコツも参考にして!

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鶏肉へ深めに切り込みを入れるのが、おいしく作るコツ

今回は、味付けのゴマ油、醤油、酒が同量で、それがメニューの名前の由来にもなった台湾家庭料理「三杯鶏(サンベイジー)」を紹介します。

鶏肉は深めに切り込みを入れると、短時間調理でも火が通り、下味なしでも味のなじみが格段に良くなります。そして、仕上げにバジルを加えれば、食欲をそそる芳しい料理が出来上がりますよ。鶏肉料理のバリエーションとして、ぜひ試してみてくださいね。

三杯鶏(サンベイジー)の材料と作り方

【材料/2人分】

鶏もも肉…1枚(約250g)
醤油…大さじ1
酒…大さじ1
ゴマ油…大さじ1
バジル…適量

【作り方/20分】

【1】鶏肉は一口大に切り、肉の面(皮がついていない方)に数箇所しっかり切り込みを入れる。※肉は焼き縮みするので、深めに切り込みを入れても大丈夫です!

【2】フライパンを中火にかけ、フライパンがあたたまったら、ゴマ油を少々入れ(残りは後で加えます)、鶏肉を皮面から焼いていく。

【3】皮面にこんがり焼き色がついたら、裏返してさらに焼く。※肉の焼き時間は7:3(皮:肉)の時間配分で焼いていくと失敗がありません。

三杯鶏(サンベイジー)の材料と作り方

肉の側面が1/3ほど色が変わったら、裏返すタイミングです。

【4】残りのゴマ油、醤油、酒を加えて、調味料がからむよう、時折肉を返しながら焼いていく。

【5】火を止め、ちぎったバジルを加えてさっと混ぜ、皿に盛り付けて出来上がり!

【アレンジ】

アレンジするなら、丼仕立てにしてみましょう。夕食やお弁当、もちろん〆にもおすすめです。

三杯鶏(サンベイジー)の材料と作り方

バジルの香りが食欲をそそる、なんとも上品な丼になります。

お酒に合わせた、三杯鶏(サンベイジー)のアレンジ

ビールに合わせるなら

味付けに胡椒をきかせてもよいですね。

日本酒に合わせるなら

バジルの半量を大葉に代えてみても。

ワインに合わせるなら

隠し味にお酢を加えてみましょう(赤ワインならばバルサミコ酢がおすすめ)。

ライタープロフィール

野口英世

料理研究家、フードスタイリストとして、テレビや雑誌、新聞、広告などで活躍中。無理や無駄のない、作り手重視の効率的なレシピとスタイリングアイデアが人気となっている。近著は「turkフライパンクックブック」「使いやすい台所道具には理由がある」(共に誠文堂新光社)など。

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