【3級】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編

【3級】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編

ビア検(日本ビール検定)の過去問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。

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問1 ビールとピラミッドの関係

問題

エジプトで「ビールがピラミッドをつくった」といわれる理由として最も適切なものを、次の選択肢より選べ。(2016年)

(a)ビールの税金で建設されたから
(b)ビール好きの国王が建設を命じたから
(c)労働者の疲労回復飲料としてビールが配給されたから
(d)石を運ぶ丸太の潤滑剤にビールが使われたから

正解

(c)労働者の疲労回復飲料としてビールが配給されたから

解説

ろ過技術の未熟な古代のビールは、麦由来の糖類、酵母のビタミンやミネラルなどがたっぷり含まれており、疲労回復飲料の役割もありました。そのため、ピラミッド建造の労働者にも配給されていました。

問2 ビールの法令

問題

1516年に、バイエルン公国は「ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とすべし」という内容の法令を発布した。この法令は一般的に何と呼ばれているか、次の選択肢より選べ。
(2012年、2013年、2014年、2017年)

(a)酒税法
(b)荘園令
(c)ビール純粋令
(d)グルート法

正解

(c)ビール純粋令

解説

正解率が90%を越える問題です。
当時バイエルンでは、大麦に他の穀物を混ぜられたりし、ビールの品質が安定しませんでした。そこで定評のある北ドイツのアインベックのビールに追いつくためにビールの原料を制限することを法律で定めました。

問3 ビールの歴史

問題

9世紀のイギリスで流行ったエールハウスという居酒屋を経営する主婦は何と呼ばれたか、次の選択肢より選べ。(2016年)

(a)エールブライド
(b)エールマザー
(c)エールミセス
(d)エールワイフ

正解

(d)エールワイフ

解説

イギリスには中世以前からエールとビールが区別されていましたが、主流は香味の強いエールでした。9世紀ごろには自家醸造するエールを居酒屋でお客様にふるまうエールハウスが広がります。エールハウスは主婦が経営することもあり、エールワイフとして人気となりました。エールは婚礼の祝い酒でもあり、花嫁のエール(ブライド・エール)は「ブライダル」の語源となりました。

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