【1級 】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編
ビア検(日本ビール検定)の過去問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。
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問1 ドイツ発祥のビール
問題
以下の①~④のビアスタイルの内、ドイツ発祥のものはいくつあるか、次の選択肢より選べ。
① へレス
② セゾン
③ ケルシュ
④ バーレイワイン
(2016年)
(a)1つ
(b)2つ
(c)3つ
(d)4つ
正解
(b)2つ
解説
正答率70%の問題です。
ヘレスはドイツ・ミュンヘン、ケルシュはドイツ・ケルンが発祥のビールです。セゾンはベルギー、バーレイワインはイギリスが発祥です。
問2 トラピストビールについて
問題
以下の①~③のトラピストビールを製造している修道院の内、同じ国にあるものはどれか、次の選択肢より選べ。
① コニングスホーヴェン修道院
② スティフト・エンゲルスツェル修道院
③ アプダイ・マリア・トゥーフルフト修道院
(2016年)
(a)①と②
(b)①と③
(c)②と③
(d)すべて同じ国である
正解
(b)①と③
解説
「ラ・トラップ」のコニングスホーヴェン修道院はオランダ、「グレゴリアス」などのスティフト・エンゲルスツェル修道院はオーストリア、「ズンデルト」のアプダイ・マリア・トゥーフルフト修道院はオランダが所在地です。
問3 フランスに関するビールについて
問題
フランスに関するビールの説明に関して誤っているものを次の選択肢より選べ。
(a)クエンチ、プロピーノ、アバロンは、フランスの主要な大麦品種である
(b)ルイ・パスツールは、ワインの低温殺菌法をビールでも応用できると発表した
(c)1900年のパリ万博では日本のアサヒ、ヱビス、カブトの三銘柄が金牌を受賞した
(d)現在、クローネンブルグ醸造所はカールスバーグが所有している
正解
(a)クエンチ、プロピーノ、アバロンは、フランスの主要な大麦品種である
解説
クエンチ、プロピーノ、アバロンは、フランスではなく、ドイツの主要な大麦品種です。ルイ・パスツールは、1865年にワインの低温殺菌法を発明し、その後、1876年にこれをビールでも応用できると発表しました。クローネンブルグは2008年の買収により、カールスバーグが所有しています。(2019年5月時点)
(出典:日本ビール検定 公式過去問題集[2級・1級]2021年版)