最後の一粒まで大切に─。炊飯試験時のごはんで作る持続可能なクラフトビール「ハレと穂」が象印から誕生
象印マホービンから、炊飯ジャーを開発する際の試食米を原料にしたビール「ハレと穂」が商品化されました。 ごはんを愛する象印だからこそ生まれた、サスティナブルなクラフトビールです。
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「ハレと穂」誕生の背景
象印マホービンが商品化したこの「ハレと穂」は、「一滴への想い、一粒への想い」をコンセプトに、炊飯器を開発する際に炊く試食米をアップサイクルしたビールです。
2021年、持続可能な社会に向けたサーキュラエコノミー(循環型経済)の実現を目指し、同じく試食米を原料に発酵アルコールを精製した「ごはんで作った除菌ウエットティッシュ」を商品化した同社。ごはんのアップサイクルにおけるさらなる可能性を模索する中、フードロスに取り組むシンガポール発のスタートアップ企業・CRUST JAPAN社と伊勢角屋麦酒との出会いをきっかけに誕生したのが、この「ハレと穂」でした。
ごはん由来のさっぱりビール
「ハレと穂」の特長は、ごはんを原料とすることで生まれた淡い色合いと、さっぱりとしたドライな後味。
白ブドウ果汁をアクセントに、シュワシュワとした炭酸感とフルーティーな味わいがたのしめます。
全国各地から厳選して美味しく炊いたごはんを一粒でも無駄にしたくない ──。
そんな同社の“ごはんへの想い”がたっぷりつまった味わいを、ぜひご堪能下さい。
「ハレと穂」の商品概要
商品名:ハレと穂
ビールの種類:ラガービール
内容量:330mL
アルコール度数:5.0%
製造所:伊勢角屋麦酒 下野工場
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「ハレと穂」共創の2社について
CRUST JAPAN株式会社
シンガポール発のフードテック企業。「世界のフードロスを1%減らす」をキーワードに、独自開発したレシピや発酵技術を活かして、余剰食料のアップサイクルに取り組んでいる。余剰生産されたパンから作った「CRUST(発泡酒)」や、フルーツの皮からつくった「CROP(ソーダ)」などを手掛け、世界的なハイブランドホテルでも採用されている。
有限会社二軒茶屋餅角屋本店(伊勢角屋麦酒)
天正3年(1575年)に伊勢角屋として創業。大正時代より始めた味噌・醤油の醸造技術を土台に、1997年にビール醸造をスタート。世界で最も歴史あるビール審査会「インターナショナル ブルーイング アワード(IBA)」において、日本のビールブランドで唯一3大会連続で金賞を受賞するなど、国内外の大会で受賞を重ねている。
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