【ペリエ ジュエ ベル エポック 2013】の「ミシャー’トラクスラー」コラボパッケージ登場
ペルノ・リカール・ジャパン(東京都文京区)が展開するプレステージ・シャンパーニュ「ペリエ ジュエ」は、メゾンを象徴するシャンパーニュ【ペリエ ジュエ ベル エポック 2013】より、デザイナーデュオ「ミシャー’トラクスラー」がデザインしたコラボレーションパッケージのギフトボックスを期間限定で発売。
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自然とアートの融合から生まれたコラボレーションパッケージ
創業以来200年以上の歴史を誇る、老舗シャンパーニュ・メゾン「ペリエ ジュエ」。伝統とクラフトマンシップを守り続け、その繊細でエレガントな味わいと、ボトルにあしらわれたエミール・ガレによるジャパニーズ・アネモネ(秋明菊)の美しさは、“シャンパーニュの芸術品”と称されるほどなのだとか。その中でも 「ペリエ ジュエ ベル エポック」は、プレステージ・キュヴェとして、極めて高い品質と繊細で複雑な味わいで、人々を魅了し続けています。
そしてこの度、創業当初より、“自然とアート”との繋がりを深めてきた「ペリエ ジュエ」と自然をインスピレーションに人々の感性を刺激するオーストリア出身のデザイナーデュオ「ミシャー’トラクスラー」とのコラボレーションパッケージが実現。メゾン ペリエ ジュエのテロワールに必要不可欠な要素である「BIODIVERSITY〜生物多様性〜」に敬意を込めて描かれたという繊細な水彩画には、肉眼では見えないブドウ畑の複雑な生態系が互いに与えあう影響や関係性が写し出されています。
また、ペルノ・リカール・ジャパンは、今回の発売に際し「ここでは、私たちが見ることができる植物、花、鳥から始まり、小さな昆虫、肉眼では見えない土の中の微生物やバクテリアまでが生態系における平等な役割を強調するために同じスケールで表現されています。自然との共生を守りながら、質の高いシャンパーニュを作り続ける「ペリエ ジュエ」と、同じ価値観を共有する「ミシャー’トラクスラー」が織りなす美しいパッケージで心豊かになる幸せをお届けします。」とコメントしています。
ミシャー’トラクスラー(mischer’traxler)について
2009年に、カテリーナ・ミシャー(1982年生まれ)とトーマス・トラクスラー(1981年生まれ)は「ミシャー'トラクスラー」と名付けたスタジオを設立。
二人はデザイナーとして、ウィーンを拠点に数々の商品や家具、キネティックアートを手掛け、職人のようなクラフトマンシップと最先端のテクノロジーを融合した作品を発表。コンセプチュアリズムや実験からヒントを得た彼らの作品は、アートの現状に疑問を投げかけ、優れたデザインを生み出す感情、環境、哲学の本質を探る活動を行っているといいます。
ミシャー’トラクスラーの作品はシカゴ美術館やヴィトラ・デザイン・ミュージアム、ウィーンのMAK(オーストリア応用美術博物館)で常設展示されているほか、ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館やロンドンのデザインミュージアム、ミラノのトリエンナーレ、北京の中央美術学院美術館、ローザンヌのMudac(現代デザイン・応用芸術美術館)にも展示され、各国の催事や展覧会に出品されているそうです。
また、ミシャー’トラクスラーの作品は、Wu Guanzhongアート&サイエンス・イノベーション・アワード2012、オーストリア・エクスペリメンタルデザイン・アワード2009、プリ・アルスエレクトロニカ2009、DMYアワード2009など数々の賞を獲得。スタジオとしても、2011年のデザインマイアミ/バーゼルとWホテルが協賛する「Wホテル・デザイナー・オブ・ザ・フューチャー・アワード」に輝いています。
「ペリエ ジュエ」とのコラボレーション
「ペリエ ジュエ」との最初のコラボレーションは、2014年のデザインマイアミまで遡ります。この年のデザインマイアミで発表された作品、「Ephemerā(エフェメラ)」は「庭」を舞台に絶滅した品種、そして現存する品種を表現するカラフルな植物や虫たちが、作品を鑑賞する人間に呼応して動きを奏でる独創的な作品で、自然界のはかなさ、そして人間が触れることができない自然界との絶妙な距離感そのものを表しているといいます。
自然をインスピレーションに、観る人の感性を刺激する作品は、ペリエ ジュエのルーツでもある美と自然を祝福するアール・ヌーヴォーの哲学にも通じるのだとか。
その後、2015年には「ペリエ ジュエ」のために「Curiosity Cloud(キュリオシティ クラウド)」を制作。この作品では、人間と自然との関係、特に人間の活動が「BIODIVERSITY〜生物多様性〜」に与える影響を表現。一般的に知られているものから最近発見された種、絶滅危惧種まで、様々な手作りの昆虫が入れられたガラスの球体が吊り下げられた木を表した作品は、そこに誰かが近づくと中の虫が反応して動き始める仕掛けがあり、絶滅から新種の再発見までの生命のサイクルを軸とした全ての共生を表現しているそうです。
このように、親しみやすさの中にもどこか崇高なコンセプトを感じさせるミシャー’トラクスラーの作品は、自然界と私たち人間との関係をさりげなく探求しているように感じます。また、この自然と人間の対話を追求するミシャー’トラクスラー独自のアプローチこそが、「ペリエ ジュエ」が「ミシャー’トラクスラー」をアートパートナーに選んだ理由なのだそうです。
200年を超える歴史をもつ、メゾン「ペリエ ジュエ」
1811年にエペルネに創立したシャンパーニュメゾン、ペリエ ジュエは、フランスの中でも歴史のある老舗メゾン。この名高いメゾンの伝統は、創立以来たった8名のセラーマスターにより、その技術・技能が継承されており、ペリエ ジュエのシャンパーニュは、シャルドネ本来のエッセンスを紐解く花のような香りと複雑な味わいをもつことが特徴となっています。
また、1902年、アール・ヌーヴォーの旗手であるエミール・ガレとのコラボレーションにより、ペリエ ジュエのボトルにゴールドで縁取られたアネモネが描かれ、メゾンの象徴となったことを皮切りに、ペリエ ジュエは、ダニエル・アーシャム、ノエ・デュショフール=ローランス、東 信(あずま まこと)、トード・ボーンチェといった一流アーティストや新進気鋭のアーティストとのコラボレーションを展開。ペリエ ジュエは、創立者がこよなく愛し、日常を魅力的なものにする「自然とアート」から深い影響を受けたシャンパーニュメゾンとしても存在感を放っています。
SDGsへの取組み
メゾン ペリエ ジュエは、創業者が残した貴重な遺産をもとに、自然に配慮した意欲的なプログラムを実施しています。その目的は、持続可能なブドウ栽培を推進し、ブドウ畑から製品に至るまでのシャンパーニュ製造プロセスのすべての段階で、環境への影響を軽減することにあり、“ペリエ ジュエ エコロジカル ボックス”の導入もそのひとつだそう。
持続可能なブドウ栽培
ペリエ ジュエ所有のブドウ畑は、すべてシャンパーニュ地方の持続可能なブドウ栽培の認証を受けており、メゾンの除草剤ゼロポリシーが適用されているといいます。ブドウの木の栽培には、生物学的制御やロボットなどの代替手段が用いられ、また、生物多様性の保全にも力を注いでおり、木や垣根の植樹、ミツバチの巣箱の設置、石垣の建設などを行っているとのこと。
バリューチェーンへの取組み
メゾン ペリエ ジュエは、2009年以降、自社施設による直接的・間接的なCO2排出量を55%削減。すべての現場でグリーンエネルギーを使用し、シャンパーニュの輸送にはノーエア・ポリシー(より多くの温室効果ガスを使用する航空便での商品輸送を原則的に用いない方針)を導入しているという徹底ぶり。醸造時の副生成物(ブドウの種、皮など)は100%リサイクルされ、新しい製品(エッセンシャルオイル、栄養剤、堆肥)に生まれ変わっているそうです。
パッケージ
ペリエ ジュエのグリーンカラーのボトルには、85%のリサイクルガラスが使用。今後すべてのギフトボックスを地球環境に配慮したサステイナブルな素材にすることを目指しているといいます。
>>ホームページ
Facebook:@champagne.PerrierJouet.jp
Twitter:@PerrierJouetJP
製品概要
商品名:ペリエ ジュエ ベル エポック 2013 ギフト箱入り by ミシャー’トラクスラー
商品内容:ペリエ ジュエ ベル エポック 2013 ギフト箱入り
容量:750ml
参考小売価格:27,830円(税込)
度数:12.5度
熟成期間:6年以上
セパージュ:シャルドネ 50% ピノ・ノワール 45% ピノ・ムニエ 5%
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