チリの名門ワイナリーのお手頃ワインをチェックしよう!
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日本で最も輸入されているチリワイン
2015年に日本へのワイン輸入量がフランスを抜き、第1位となったチリワイン。2016年も第1位となることが確定し、輸入量では2年連続№1の座を勝ち取りました。
チリワインの魅力は、何といってもリーズナブルな価格と、コストパフォーマンスの良さ。テーブルワインとしての需要も高く、昨今では世界中にその名を知られる名門ワインブランドも増えてきました。
名門ワイナリーがつくるコスパ抜群の「アルパカ」
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チリワインのなかでも、リーズナブルな価格と味わいで人気を集めているのが、チリの名門ワイナリー、サンタ・ヘレナ社がつくる「アルパカ」です。
1942年創業のサンタ・ヘレナ社は、チリワインを世界に広めたパイオニア的な存在。高品質なチリワインを生み出しているコルチャグア・ヴァレーを拠点として、安くておいしいワインを作り続けています。アルパカは白、赤、ロゼ、スパークリングと種類も豊富なので、ぜひそれぞれの魅力を飲み比べてみてください。
日照に恵まれた畑のブドウのみ使用する「サンライズ」
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「アルパカ」と並んで人気を博しているチリワインに「サンライズ」があります。「サンライズ」は広大な自社ブドウ畑を持つコンチャ・イ・トロが手掛けるワインで、年間300日の日照に恵まれた畑のブドウのみを使って造りあげているのが特徴。日照時間の長いラぺル・ヴァレーやマウレ・ヴァレーを中心としたセントラル・ヴァレーの畑で獲れる完熟ブドウを使っているため、凝縮した果実味が魅力です。「サンライズ」は、人気の「フロンテラ」の兄貴分にあたります。
家族経営ワイナリー「ルイス・フェリペ・エドワーズ」
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さらに注目したいのは、チリワイン輸出ランキング4位を誇る家族経営ワイナリー「ルイス・フェリペ・エドワ-ズ」が手掛けるワインです。コルチャグア・ヴァレーの主要ワイン産地ブキリャイで丁寧なワインづくりを続けるこのワイナリーは、100%家族経営のワイナリーとしてはチリ国内最大級です。
2012年にはベストチリアンワインプロデューサーをダブル受賞しており、巨大資本を凌ぐ勢いで高い評価を受けています。
ルイス・フェリペ・エドワ-ズのワインには、「エントリー」 「レゼルバ」「グランレゼルバ」「マリア・デ・レイダ」「プレミアム」「レイトハーベスト」の6つのクラスがあります。とくに「エントリー」「レゼルバ」「グランレゼルバ」の中核を担うソーヴィニヨン・ブランや「カルメネール」を使ったワインは、高いコストパフォーマンスで人気を集めています。