「昼からお酒」が大ブーム? 東京の昼飲みの聖地を網羅したガイドブック「白昼堂々! 東京極楽酒場」
「酒都・東京」の「昼飲み」の聖地を一挙掲載した酒場ガイドブック「白昼堂々! 東京極楽酒場」が、昭文社より発売されました。最新の「ニューウェーブ酒場」からレトロな「酒場遺産」まで、全100店が網羅されています。
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ブームの「昼酒」を新旧の酒場で楽しむ
今、酒を愛する人々の間でブームになっているのが「昼酒」。働き方改革もあり、オフ以外のウイークデーでも早くから酒場へ繰り出すことに抵抗がなくなってきているようです。仕事仲間のみならず、趣味の集まりや買い物がてら一杯楽しむ女性同士など、様々なコミュニティで日中からお酒を楽しむことが増えているのだとか。
「白昼堂々! 東京極楽酒場」では、そんな「昼酒」にスポットを当て、昭和の懐かしい風情を継承しつつ、現代らしいおしゃれな「ニューウェーブ酒場」や、何十年もの間伝統を守り続ける「酒場遺産」など、東京都内の新旧100店を一挙紹介。
女性居酒屋ライターとして頭角を現している中沢文子氏らが自ら日々飲み歩き、膨大な取材で得た豊富な知識と、名店を嗅ぎつける独特の<酒勘>をもとに、今最も熱い昼飲み酒場を集大成した一冊となっています。ここでは、そんなガイドの中で取り上げられている店舗を二つ紹介します。
昭和と現代が融合した「ニューウェーブ酒場」
HIBIYA CENTRAL MARKET「一角」
東京ミッドタウンの3Fに広がる、老舗書店・有隣堂らが手がけた複合型店舗「ヒビヤセントラルマーケット」。ヴィンテージ眼鏡店や理容店などが並ぶこのフロアの奥に、隠れるようにひっそりと佇んでいるのが、日本人好みの「唐揚げ」と「ハイボール」をテーマにした酒場「一角」です。
その日の気分で選べるカウンター・小上がり・テーブルの各席で、厳選した日本酒やナチュラルワインを楽しむことができます。
<場所>
千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3F HIBIYA CENTRAL MARKET
<営業時間>
11:00~23:00(L.O 22:15)
<定休日>
HIBIYA CENTRAL MARKETに準じる
<TEL>
050-5595-5475
昔ながらの雰囲気そのままの「酒場遺産」
平澤かまぼこ 王子駅前店
JR王子駅北口を出てすぐの裏通りにあるのが「平澤かまぼこ 王子駅前店」。1962年創業の練り物店が、「1,000円で満足できる店」を掲げて2000年に開きました。その後、2019年春に引退した女将から現在のネパール人の店主が店を引き継いで現在に至っています。
昆布と煮干しから取るシンプルな出汁のおでんは、創業当時から変わらない味。その他、手作りかまぼこでチーズなどを巻いた「源氏巻」や、おでんの出汁でさっぱり煮込んだ「とり皮の煮込み」などのリーズナブルなメニューを、日本を愛する店主と話を交えながら楽しめます。
<場所>
東京都北区岸町1-1-10 NUビル 1F
<営業時間>
月~金 15:00~22:00
土日祝 11:00~20:30
<定休日>
無休
※8月のみ日曜日定休
商品概要
<商品名>
「白昼堂々! 東京極楽酒場」(AB判、96頁)
<発売日>
2019年10月11日 全国の主要書店で販売
<定価>
900円+税