月末の金曜日はお家がレストラン 夫婦で作ろう！1時間で「初夏」の“涼味”コース

さっぱりした“涼味”レシピで暑い夏を乗り切ろう！

外の熱さと室内の冷房などの気温差で、夏はどうも体調が芳しくない、という人が多いのではないでしょうか？　そのうえ、食欲が落ちてしまうと体力も低下。仕事や普段の生活に支障が出てしまいます。きちんと食べて栄養を補給して、体調を整えたいですね。

見た目も味もさっぱりした“涼味”のメニューなら食も進むはず。早く帰宅できそうな月末の金曜日は、ふたりで料理すればコース料理でも1時間でできあがります。

ササッと作って、さっぱりおいしく食べて、盛夏を乗り切りましょう！

天ぷらをオリーブオイルで健康的に食べよう！

食欲のないときに油ものはちょっと…と思っている人は、ぜひオリーブオイルを試してみてはいかがでしょう。オリーブオイルで揚げる天ぷらは、いつもの天ぷらより少し洋風な装いで香りも違います。野菜をたくさん揚げて、野菜不足も補いましょう。ふたりで手分けしたら、調理時間は30分ほどでできますよ。

『さらっと軽～いオリーブオイル』（日清オイリオグループ）
くせがなく、苦味や辛味もないすっきりとしたおいしさのある100％オリーブオイル。当然ですが、 コレステロールゼロなのもうれしいですね。

喉ごし爽やか！柚子胡椒風味の冷製パスタ

また、オリーブオイルで揚げた天ぷらは、柚子胡椒風味の冷製パスタの具材にもアレンジできます。ポン酢の酸味と柚子胡椒の爽やかな辛味、細いパスタ「カッペリーニ」のツルッとした喉ごしに、食が進むはず！

左から
『柚子こしょう』（エスビー食品）
柚子の爽やかな香りに、青唐辛子の刺激的な辛味が加わった柚子胡椒。鍋料理のほか、餃子や魚料理などのアクセントに。使いやすいチューブタイプです。

『味ぽん』（Mizkan）
柑橘系果汁、醸造酢、しょうゆがひとつになったおなじみの味わい。鍋料理をはじめ、焼肉、焼魚、餃子、冷奴などにかけてもおいしい！

『カッペリーニＮo.1』（バリラジャパン）
別名「天使の髪の毛」といわれる繊細なパスタ。イタリアの老舗食品会社バリラのパスタならツルツル、モチモチの食感がたのしめます。

付け合せは話題の水晶鶏サラダと冷製トマトスープ！

最近話題の「水晶鶏」を知っていますか？　鶏むね肉に片栗粉をまぶして茹でるだけでツルッとした口当たりになります。茹でると表面がキラキラと光り、まるで水晶を思わせることからこの名がついたそう。中華料理でもよくみかける調理法ですが、自宅でもかんたんに作れてヘルシーなので人気です！

この水晶鶏に、細切りにしたきゅうり、さらしたタマネギ、ミョウガ、大根、そしてコーンやトマトなどを加えてサラダにしましょう。ドレッシングをポン酢やレモンなど酸味のあるものでアレンジしたら、よりさっぱりと食べられますね。水晶鶏を冷やす時間も入れて、30分ほどで完成します。

混ぜるだけ！ 本格的冷製トマトスープ「ガスパチョ」

「ガスパチョ」は、スペインで定番の冷製トマトスープ。トマトの酸味と甘味が暑い夏にぴったりの味わいです。トマト缶、さいのめに切ったきゅうり、タマネギ、パプリカなど彩りのよい野菜、オリーブオイル、酢、塩、胡椒を混ぜるだけ！ たった5分で完成します。材料をしっかり冷やしておくのがポイントです。

『濃厚あらごしトマト』（カゴメ）
厳選した完熟トマトだけを使ったあらごしトマト缶。酸味が少なく、糖度14の贅沢な甘味が濃厚な味わいです。

デザートはダイエットの味方、話題の水ゼリー！

「水ゼリー」とはその名の通り、水だけで作ったゼリーのこと。小腹がすくとつい甘いものに手が伸びてしまいますが、水だけのゼリーなら摂取カロリーを抑えることができるため、ダイエットの味方として最近注目を浴びています。

水ゼリーをゼラチンで作る場合、ゼラチンにはコラーゲンが含まれているので美容にもいいですね。今回はきな粉と黒蜜をプラス。自然な甘さが口の中にひんやり広がります。

“涼味”コースには飲みやすい爽やかなお酒を用意して

さっぱり爽やかな夏のメニューには、キリッと辛口のお酒やほんのり甘口で飲みやすいお酒が合います。しっかり冷やしたビールや日本酒も、ワインのように足つきのグラスに注いで涼しげにいただきましょう。

左から
『ザ・プレミアム・モルツ』（サントリー）
華やかな香りと深いコクは、様々な料理にも合うと好評。プレミアムフライデーにふさわしい贅沢な味わいのビールです。

『フレシネ　コルドン　ネグロ』（サントリー）
フレシネは1861年創業のスペインを代表するカヴァのワイナリー。柑橘系の香りとキリッとした酸味の爽やかな口当たりが、どんな料理にも合うと世界でも人気のスパークリングワインです。

『生冷　あまくち、するする』（萬屋醸造店）
搾りたてのフレッシュさが活きている、キリッと冷やして“するする”飲める日本酒。米の甘味が広がり酸味とのバランスが絶妙です。

月末の金曜日のディナーは、ふたりでササッと作った分、ゆったりと料理とお酒をたのしむ時間を過ごしてみてはいかがでしょう？